各話のストーリー

これまでの放送内容一覧

第5話:幻覚と現実

11月4日放送分

第5話:幻覚と現実
第5話:幻覚と現実
第5話:幻覚と現実
第5話:幻覚と現実

FBIが証人保護施設として使っていた屋敷で、収容された人々が相次いで幻覚に見舞われ、正気を失うという事態が起こる。このことによって「尋問で使用した自白剤のせいだ」とFBIは非難されるが、捜査のために屋敷を訪れたジェーンも死んだ母親の幻覚を見て激しく動揺してしまう。

 動揺の理由を聞かれ黙秘するジェーンに対しアンドレは「話してくれなければ信頼できない」と彼女を捜査から外す。「ここに泊まってじっくり捜査しよう」というアンドレの提案で、改めて屋敷を訪れることにするチーム。だがホラー映画に詳しいライリーは、この捜査にあまり乗り気ではなかった。

週末、一同が再び屋敷に着くとなぜか警報が鳴ってしまう。アンドレの言いつけを破り、任務から外されたジェーンが戻ってきていたのだ。

ライリーは、幻覚による騒ぎが起きるたびに近くにいた、アナという女性の情報を得る。ニューロではないかと疑われ、モーリーンたちに屋敷へと連行されたが、彼女の夫カールが、数年前にFBIから誘拐容疑をかけられ屋敷で尋問されたこと、カールは感情を他人に伝える不思議な能力があったことを打ち明ける。

その後アンドレは、部下を失う幻覚を見て、自分のミスでチームの誰かを傷つけるのではないかと恐れながらも、とある事実に気づく。個々の見た幻覚は、その人の恐怖心に深く関わっている、ということに。

その夜、幻覚を見たコナーがチームの誰にも告げずに屋敷を去ってしまう。ようやく連絡だけは取れたものの、コナーは何を見たのか語ろうとしない。

そしてジェーンも再び見た幻覚の中で、母親から「お前みたいな変わった子を娘に持って私は不幸だ、一人にしてくれ」と冷たく言われ、すっかり落ち込んでしまう。

これらの幻覚の原因が電気にあると考えたライリーは、メンバーが幻覚を見た部屋を調べると、いずれも同じ配線につながっていることが判明する。カールの脳の活動が、電気を通じて屋敷に乗り移ってしまったらしい。さらに屋敷内を捜索すると、秘密の部屋が見つかった。そこは、電気による拷問椅子を備えた部屋だった。

その頃、コナーが1人の男を連れて戻ってくる。彼はカールの尋問に立ち会ったFBIの捜査官で、カールを拷問して自白させるつもりだったが殺してしまい、それを上司には報告しなかったことを告白する。
しかしチームの隙を見て、捜査官は拷問装置の電線をつかんで自殺を遂げる。その死の間際、捜査官の口から「愛してるよ、アナ」というカールの声が聞こえた。

ページトップへ