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第3話:記憶のかけら

10月21日放送分

第3話:記憶のかけら
第3話:記憶のかけら
第3話:記憶のかけら
第3話:記憶のかけら

 列車のベテラン運転士が突然運転方法を忘れ、二人が死亡するという謎の事故が起こる。ニューロが、離れた場所からマインドコントロールをかけたのではないかとジェーンたちは疑う。

 さらに専門分野で活躍する二人の著名人が相次いで部分的な記憶喪失になり、そのうちの一人は、チームのメンバーであるライリーが崇拝する天才プログラマーと判明した。調査に赴くジェーンにライリーも同行するが、あこがれの人物の面影はなく失望させられてしまう。

 一方、セスは病院で、神経筋に関する詳しい知識を持つホームレスの患者に会うが、驚いたことに神経筋の分野のとある専門家が、最近その知識を急激に失いノイローゼになっていたことが分かる。

 また、ある薬局からヘモグロビン促進剤が盗まれる事件を知ったライリーは、なぜそんなものを、と不審に思い他の薬局も調べようとジェーンを誘うが断られてしまう。そこでライリーは単身調査に乗り出すが、裏通りで何者かに襲われ、すべての記憶を消されてしまった。

 プログラマーであるライリーが記憶喪失になったことで、チームのプロジェクト全体のセキュリティーも危険にさらされることになった。結果、本部にニューロの侵入を許してしまう。このニューロはサイモンと名乗り、チームに対してある要求をする。
「厳重に警備された列車からある物を盗んでくれたら、ライリーの記憶を元通りにして、脳にチップを埋め込むことを認めよう」

 サイモンの提案を受け入れたチームは、サイモンの指示通り目的の車両を奪取、1万5千ボルトの電流で守られた謎の積荷の防護システムをジェーンが命がけで解除したところ、中には一枚の油絵が入っていた。

それは少年期のサイモンの肖像画だった。
「自分はもう長くはもたず、過去の思い出を取り戻すためにどうしても絵が必要だった」と話すサイモン。彼は不治の病に侵されており、入院せずに自分で治療をしていた。その治療のために医師の知識が必要だったので、その知識をパワーで盗んでいたのだ。

 全てを終えたサイモンはチップを受け入れるが、死期が迫っているサイモンにアンドレは手心を加え、空砲のチップを打ち込む。「逃げれば射殺する」と警告し、ニューロのままのサイモンを残してチームは屋敷を去っていった。

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