留さんのニッポン焼き物紀行

留さんのニッポン焼き物紀行

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放送内容

「福島・相馬焼」

今回の「留さんのニッポン焼き物紀行」ではナビゲーターの福留功男さんが江戸時代から続く長い歴史をもつ福島県・相馬焼の魅力に迫ります。
相馬焼には庶民の焼き物として親しまれた浪江町の「大堀相馬焼」と代々相馬藩主の御用窯として作られてきた相馬市の「相馬駒焼」のふたつがあります。
東日本大震災以後、大堀相馬焼の陶芸家の方々は、福島県の各地で焼き物を作り続けています。今回、福留さんは福島の二本松、郡山、白河などを訪ね、大堀相馬焼の伝統を守っている9名の陶芸家たちに出会います。
大堀相馬焼には、器を重ねて焼く「二重焼」。表面に細かい亀裂が入った「青ひび」。馬が描かれた「走り駒」、という3つの特徴があることを知ります。
そして、浪江町から白河に移って大堀相馬焼を作っている13代当主山田慎一さんに、「走り駒」の描き方を教えていただき、福留さんも挑戦します。
もうひとつの「相馬駒焼」は、15代田代清治右衛門さんが数年前に亡くなり、さらに震災によって登り窯が壊れ、現在は、300年以上続いた伝統が途絶えていました。
旅の最後に、大堀相馬焼・山田慎一さんの器に盛られた、旬の食材を使った絶品料理を、特別に裏磐梯高原ホテルでいただきます。