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2014年5月14日
「底知れぬ青侍」 プロスノーボーダー・平野歩夢(ひらの あゆむ)
10歳でプロデビューした、スノーボード平野歩夢15歳。
14歳のとき、スノーボード世界最高峰の大会、Xゲームに挑んだ。
平野の目の前に立ちはだかるのは、スノーボード界の絶対王者、五輪2大会連続金メダルのアメリカ、ショーン・ホワイト。
憧れでもあるホワイトに、平野は果敢に挑む。観客の度肝を抜く高さ。
しかし、勝ったのはショーン・ホワイト。そう易々と王座を譲ってくれなかった。
「高さやクオリティを全部出し切った大会。ショーンを超えるチャンスがあったが、一本目で全力を出し切ってしまったので、このままでは勝てないと理解できた。」
平野はこの日から絶対王者の背中を追い始める。
そして迎えたソチ五輪。ショーン・ホワイトに挑むチャンスが最高の舞台で訪れた・・・
平野歩夢(ひらの あゆむ)
4歳の頃から兄、英樹(えいじゅ)とスノーボードを始め山形県のスキー場で練習を重ねる。小学4年生でBURTONとスポンサー契約を結び多くのコンテストに参戦。小学6年生の時BURTON US OPEN 2011で優勝。その滑りは世界中のスノーボードメディアに衝撃を与えた。翌年BURTON US OPEN 2012ジュニアジャムでは史上最高得点を出して連覇を達成している。同年8月のBURTON HIGH FIVES 2012では現役日本ナショナルチームメンバーやバンクーバー五輪銅メダリストが出場するなか13歳にして優勝している。 2012-13シーズンは1月にアメリカで開催されたX Gamesでショーン・ホワイトに次いで準優勝。2月のBURTON EUROPEAN OPENでは、FIS世界選手権王者らを破って優勝している。現時点でのトップライダーが全て揃った3月のBURTON US OPENでは、注目を集める中ショーンに次いで2位に入り、2013シーズンのWorld Snowboard Tour 男子HPシリーズチャンピオンのタイトルも獲得した。
2014ソチ五輪銀メダリスト。