フェルメール・光の王国~芸術と科学が出会うとき~

フェルメール・光の王国~芸術と科学が出会うとき~

番組概要

画家・ヨハネス・フェルメールに魅了された分子生物学者・福岡伸一の夢は、全作品を最新技術によって再創造し、制作年順に追体験できる空間を作り、さらにフェルメールに“音”を与えること=“re-create”。夢をカタチにするために、音楽家・久石譲をはじめ、各界のプロフェッショナルが集結し、この前代未聞の試みに挑む。

17世紀にオランダで活躍したヨハネス・フェルメールは、残した作品が少ないながら、世界中で人気のある画家。そんなフェルメールに魅了された男がいる。
分子生物学者・福岡伸一だ。およそ4年にわたって全世界のフェルメール作品を探訪した福岡は、ある1つの思いにたどりついた。

「全作品を制作年順に追体験することなしには、フェルメールを本当に理解することはできない。
もしそんな夢の空間が作れるのなら、どんなにすばらしいことか。そして、できることならば、フェルメールに音を与えてみたい―」。

みどころ

2012年7月28日(土)午後1:00~2:30放送

画家・ヨハネス・フェルメールに魅了された分子生物学者・福岡伸一が、夢の構想をカタチにするために考えたアプローチが、“re-create”。フェルメールの世界観・生命観を最新のデジタル画像技術によって再現し、約350年前に描いたであろう色とコントラスト、細部の表現、光の意図を解釈しなおす。この前代未聞の試みに挑むため、美術界の各分野を代表する面々が集結した。

また、福岡にはもう1つ大きな構想があった。
それは「フェルメールに音を与える」こと。彼が指名したのは、日本が世界に誇る音楽家・久石譲。
久石はフェルメールに音を与えることができるのか。
そして、それはどういう意味を持つのだろうか。

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