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【2011年2月15日】 MR.BIG

今週は、14年ぶりのオリジナルメンバーによるスタジオアルバム「WHAT IF …」をひっさげ、2年ぶりにMR.BIGがメンバー4人でスタジオに登場!
全世界でのセールス枚数は1,500 万枚を誇り、日本でも絶大な人気を得ているモンスターバンド! 1989年にアルバム「MR. BIG」でデビューし、91年にシングル「To Be With You」が全米No.1となる。アメリカ以外の13カ国で1位を獲得する特大ヒットとなったが、1998年にポール・ギルバート(G)脱退し、新たにリッチー・コッツェンを招いてバンドを続行したが、その後、メンバー同士の不仲などが悪化し2002年に解散。しかし、2009年6月MR.BIGのオリジナル・メンバーでの再結成を果たした。
その後、記者会見で正式に再結成を発表する前に、いち早くスタジオに来てくれたMR.BIGは、再結成の報告をしてくれた。そして、遂に14年ぶりに待望のオリジナルメンバーによるスタジオ・アルバムを発表!2009年に「新しいアルバムをつくって、また戻ってくるよ」と約束、その宣言通りに今回、小林克也と再会を果たした!2011年、新たに再始動したMR.BIGとは!乞うご期待!

MR.BIG「Undertow」
14年ぶりのオリジナルメンバーによるスタジオアルバム「WHAT IF …」からのリードシングル)


インタビュー

Q:今でも練習はするの?バンドとしてではなく、個人的に指慣らしをするとか。

A:"演奏"は常にしてるよ。"練習"と言うと、難しいことや気が進まないことを無理にやらされてる感じがする。もちろん僕らは、演奏、歌、曲作りのすべてにおいて今よりも上達したいと常に思っている。でも自分たちが成功した最大の要因は、音楽をエンジョイしているからさ。

Q:パットも同感?

A:もちろんだね。"練習"という言葉には、何ていうか・・・

Q:昔の大御所ミュージシャンたちは、「練習は絶対にしなくてはならん」って感じだったけどね。

A:確かに練習は大事だ。でも僕の場合、常に新しい表現方法を探究していて、それがいわゆる"練習"に相当することなんだと思うよ。
人とは違う技術を身に付けようと努力してるし、他の3人もそれは同じだ。実際に演奏していない時でも、運転中なんかに頭の中で自分の演奏を思い描いたりしてる。音楽という道の先にある更なる遠い場所まで、危険を冒してでも行ってみたいという思いだ。

Q:その姿勢は、プロのスポーツ選手とはかなり異なるよね。野球選手でもゴルファーでも、プロ選手は究極の目標に向かってアプローチしなければならない。

A:楽しむだけのスポーツなら、ずっとラクだよね。次はもう少し遠くへ飛ばそうとか、楽しみながらやれる。音楽も同じで、アートなんだよ。

Q:まさにそうだ。プロのスポーツとは違うよ。

A:ゆっくり演奏したほうが、早く演奏するより優れている場合もある。