ベストヒット USA

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【2010年8月10日】JUSTIN NOZUKA

日本人の血が流れるシンガー・ソングライター。「自分のレコードは自分自身で、自分の意思で作りたい」と自主制作を貫いたデビュー・アルバム『HOLLY』を2007年にカナダでリリース。アートスクール卒業後の2008年4月にはインディーとはいえ、業界大ベテランDaniel Grassが立ち上げた「Glassnote Records」から全米デビューを果たした。シングル「アフター・トゥナイト」は、vh1チャートで2位まで上昇した。2008年、翌2009年フジロックに出演。待望のニュー・アルバム『YOU I WIND LAND AND SEA』をリリースしたJUSTINがベストヒットUSAに登場!

「My Heart is Yours」

2ndアルバム『YOU I WIND LAND AND SEA』から1stシングル。


インタビュー

Q:作詞・作曲は、どんな風に取り組んでいますか?

曲のアイデアは、いろいろな場所から浮かんでくる。高校時代などのかなり昔に遡る作品もあれば、自分の中に湧き上がってきた感情をすぐに曲にしたものもある。恋愛経験とか、落ち込んだり悲しんだりしたことがベースになっている作品などね。とにかく、いろいろな要素が元になってるよ。

Q:第1弾シングルの「My Heart Is Yours」は、どんな風にして生まれた曲ですか?

あの曲は、ツアーでアトランタに行った時に書いた曲なんだ。ツアー中に書いたのは計2曲で、もう1曲もアルバムに収録されてる。「My Heart Is Yours」は、僕自身の愛の経験とそれを表現した作品だよ。僕にとって"愛"というものは、人生を経験する上で常に触れていたいと思う存在であり、それを深く学びたいと感じている。愛の表面に触れるだけで、いろいろなインスピレーションが涌いてきて、そこから曲がたくさん生まれる。この曲もそんな1曲で、ツアー中に頭に浮かんだ作品なんだ。アトランタで書き始め、その後ラスベガスで仕上げた。ホテルの部屋の大きな窓から、巨大な山の向こうに日が沈むのが見えてね。そんな景色を見ながら、愛の経験について歌にしたんだ。

Q:フランスのフェスティバル(Festival De Nimes)で、スティーヴィー・ワンダーのサポート・アクトを務めるそうですが、どんな気分ですか?

時間を追うごとに実感が強まってる感じだね。でもあまりに凄すぎるニュースだったので、最初に聞いた時は圧倒されるというよりも、嬉しい気持ちでいっぱいになってしまった。あのスティーヴィー・ワンダーのサポート・アクトなんて、あまりに大きな出来事すぎて僕の理解を越えてる状況だったと思う。彼は本当に特別なアーティストだし、すごい才能の持ち主だ。だから本番が近づくにつれて、よりシナリオが現実味を帯びてきたという感じかな。