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【2010年2月9日】MUTEMATH

2003年に結成されたニューオーリンズ出身の4人組、見るものの度肝を抜くライヴ・パフォーマンスが魅力のMUTEMATH。
2006年セルフ・タイトル・アルバム『MUTEMATH』でデビュー。そして2年後の08年に夏フェスサマーソニック08で日本で初めてライヴを行い、大きな話題を呼んだ彼ら。昨年09年には3年振りの2ndアルバム『ARMISTICE』をリリース。今回は09年11月にジャパン・ツアーで来日した彼らのインタビューとともに最終日渋谷O-EASTでのライヴを紹介します!

「Spotlight」

昨年の11月に行われた彼らのジャパン・ツアーの最終日、渋谷O-EASTでの熱気溢れるライヴから大ヒット映画『トワイライト~初恋』にMUTEMATHが提供し、話題となった「Spotlight」。彼らの2ndアルバム『ARMISTICE』収録曲。


インタビュー

Q:あなた方の音楽には様々なサウンドが混在していて、いろいろな音楽からの影響を感じますが、主にどういったジャンルに影響を受けたのか、皆さんの音楽バックグラウンドを聞かせてください。

僕らはあらゆる音楽が好きだし、時代を問わず昔の音楽もよく聴いている。でもメンバーそれぞれの好みは、まるで異なる。今回のアルバム制作の過程で、僕はこれまでに聴いたことがなかった1つの作品を発見した。それはジェームズ・ブラウンが68年~69年にライヴ録音をした音源で、古いモータウンのライヴ盤だった。どのスタジオ・アルバムよりも、遥かにエキサイティングに感じられたよ。ごく自然な形でレコーディングされていて、曲のテンポが通常よりも速く、観客の反応もすごくワイルドだった。物凄くインスパイアされたし、興奮したね。そういう素晴らしい作品はたくさんあると思うよ。

Q:あなた方は色々な音楽性を提示してきましたが、今後どのように音楽を掘り下げていくのかとても楽しみです。次のアルバムに向けて、現段階で何か具体的な方向性は固まっていますか?

日本のファンから手紙をもらったんだけど、日本語を英語に訳したものって時々すごく不思議な感じがするよ。その手紙の締め括りには、「あなた方の次のチャレンジを楽しみにしています」と書いてあった。その訳が彼女の意図した内容かどうかは定かじゃないけど、言っていることは正しいと思う。いずれにせよ、僕らはチャレンジするつもりだよ。