ベストヒット USA

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【2009年12月1日】ERIC MARTIN

1989年、MR.BIGのボーカリストとしてアルバム「MR.BIG」でデビュー。
1991年に発売したセカンド・アルバム「LEAN TO IT」からのアコースティック・ソング「To Be With You」が全米1位を記録する大ヒットとなった。MR.BIG解散後はソロとしてのキャリアをスタート。2008年には日本のファンへの贈り物として、日本の歌姫たちの楽曲を英語でカバーしたアルバム「MR. VOCALIST」をリリースし、オリコン洋楽チャートで1位を獲得。その第三弾としてクリスマス・ソングを集めた「MR. VOCALIST X'MAS」をリリース。シリーズ3作目を引っ提げてベストヒットUSAに登場!

「いつかのメリークリスマス」

アルバム「MR. VOCALIST X'MAS」収録曲。日本のクリスマス・ソングの定番ともいえるB'zのカバー曲。


インタビュー

Q:あなたにとって、日本はどんな意味のある国ですか?

日本という国は、僕にとってずっと"第二の故郷"という感覚だね。ある時を境にアメリカでは音楽の流れが変化し、僕らがやっていたメインストリーム・ロックに代わり、ニルヴァーナやパール・ジャムなどが台頭して来た。もちろん音楽には改革が必要だから、彼らが登場したことは良いことだったと思う。当時は今の状況に似ていて、数多くのロック・バンドが存在し同じようなサウンドのバンドが巷に溢れていたので、淘汰するためにも必要な変化だったと思う。そんな状況の中、日本が僕らを支持してくれた。90年代末のアメリカでは音楽の流れが変化し、MR. BIGはもはや稼げるスター・バンドではなくなってしまっていた。でも日本が僕らを支持してくれたお陰で、MR. BIGは活動を続けることができたんだ。だから日本のファンは、僕にとって常にかけがえのない存在なんだよ。

Q:ジョン・ボンジョヴィも、まったく同じことを言っていましたよ。"日本が支えてくれた"とね。

ジョン・ボンジョヴィとは、従兄弟同士なんだ。というのは冗談だけど、"母親違いの兄弟"って感覚だね。