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【2009年 1月20日】AKON

2004年にデビューアルバム『トラブル』をリリース、ボビー・ヴィントンの名曲「Mr. Lonely」をサンプリングした「ミスター・ロンリー」が、全米各地ラジオ局で人気急上昇、シングル・チャート最高位4位に輝き、アルバムは300万枚のビッグ・セールスとなる。2ndアルバム『コンヴィクテッド』からは全米No.1を2曲、全世界で400万枚をも売り上げた。また自身のレーベルからT-PAIN、LADY GAGAなどを輩出している。

「Right Now（Na Na Na）」

2年ぶり3枚目となるニューアルバム「FREEDOM」からのファーストシングル。80年代のユーロ・ポップ/ディスコを彷彿とさせるサウンドからは、これまでシリアスなイメージの強かったエイコンとは異なる雰囲気を感じさせる。


インタビュー

Ｑ：「Freedom」は素晴らしい曲ですね。アフリカに対する想いが伝わってくる名曲だと思いますが、はやりアフリカはあなたにとって切り離せない存在ですか？

もちろん。どんなに成功しようと、どんなに遠く離れていようと、故郷であるアフリカを切り離すことはできない。アルバムを作る際、僕はいろいろなやり方でアフリカの要素を散りばめている。そんな中でもこの「Freedom」は、メロディーやサウンドそのものが純粋にアフリカを表現した作品だし、コンセプト的にもアフリカに通じるものがある。この曲は僕の作品の中でも、明日の世の中に密接にリンクした１曲だと思う。

Ｑ：ユッス・ン・ドゥールやバーバ・マールとコラボしようとは思いませんか？

ぜひ実現したいね。今後のアルバムでぜひ共演してみたいと思ってる。

Ｑ：今回のアルバムも美しく優れた曲が多いですが、過去に"ちょっと意外な状況でひらめいちゃった曲"なんかはありましたか？

たぶん、グウェン・ステファニーと共演した曲だ。「Sweet Escape」という曲だけど、誰も想像していなかったんじゃないかな。あの手の曲を僕が作るなんて、皆にとってはかなり意外で想像を超えたケースだったと思うよ。

Ｑ：曲そのものでなく、書いた状況で"意外だった"と思えるものは？

"状況"で？

Ｑ：たとえばトイレの中で浮かんだとか…

それはないな。意外な場所で書いたことはないと思う。強いて挙げるなら、ツアー・バスの中かな。中にスタジオを設置しているので、レコーディングもできるんだ。それが最も"意外な場所"かな。

Ｑ：（バスの中で）どの曲を作りました？

確かコルビー・オドニスに書いた「What You Got」だった思う。

Ｑ：普段はどんな場所で曲作りをしているんですか？

スタジオだね。今もホテルの上の階にスタジオがある。どこに行くにも、スタジオを持ち歩いてるんだ。