ベストヒット USA

  • トップページ
  • バックナンバー

バックナンバー

【2008年 12月23日】JACKSON BROWNE

1972年デビュー。60年代から70年代にかけて、シンガー・ソング・ライターというスタイルを確立させ"真のアメリカを語れるロック・アーティスト"として、ブルース・スプリングスティーン、トム・ペティと共に並び称された。イーグルスのデビュー・ヒット「テイク・イット・イージー」のソングライターも手がけた。

「Time The Conqueror」

6年ぶりのニューアルバム「TIME THE CONQUEROR」収録曲。2008年の来日公演からの映像。アルバムはこの6年の間に起きた世界情勢の変化、問題点をいつものように鋭い視点で捉えつつ、そのサウンドは原点に立ち戻ったかのような、シンプルで爽やかで温かく、心に沁みる感動的な楽曲の数々を久々にバンド・サウンドで奏でる傑作に仕上がっている。


インタビュー

90年代にも来日しているよね? 何年だったか覚えてる?

来日したのは、確か… 昔は名前なんかもすべて覚えていたんだけどね。(90年代には)何度か来日してるよ。当時は比較的頻繁に来ていたけど、今はそれほど足を運んでないね。
僕が唯一覚えているのは、君にサーフィンか何かの質問をしたことだよ。「今でもまだサーフィンをしているの?」と尋ねたら、君は「これからはゴルフに切り替えようと思う」と答えた。
今もゴルフはやってないよ。でも子供の頃、父とよくプレイしてたんだ。だからゴルフのやり方は知ってるし、何度か友人とやったこともある。ただ、僕向きのスポーツじゃないね。

でもサーフィンは続けてるの?

そうだよ。今でも時間があればやってる。

あちこちで?

今までにハワイやコスタリカなど、いろいろな場所で波に乗った。でも大抵はカリフォルニアだけどね。

日本では?

いや、まだだ。でも前回の来日のとき、甥と一緒に成田空港から鎌倉へ直行して、彼はすぐに海に繰り出して波に乗ってた。若いから、長旅の疲れなんてないんだよ。14時間のフライトのあとでも平気で海に出られる。

でもまだやってるんでしょう?

そうだよ。でも、ここ数年…特に去年は肩をケガしてしまったのでそれほどやってなかった。でも1年経って今ではずいぶん良くなったので、また始めたところだ。だけど本格的に専念するほどのサーファーじゃない。13~14歳の頃から波に乗ってるし、好きだから続けているという感じだ。恐怖は感じない? 慣れてから波が怖くなったという人もいるけど。
恐怖感? "リラックスすることへの恐怖"? いや、僕にとってサーフィンは楽しみにほかならないね。でも波に乗るためには、強さを身に付けないといけないと思う。僕が海に出るのは、常に水温が低い時期なんだ。だから短時間しか体がもたない。僕はミュージシャンだから、普段動かしているのはギターを弾くこの指先くらいだ。だからスポーツをして全身を動かすことは大切だと思う。