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【2008年 12月9日】CAROLE KING

1942年、NY生まれ。大学で最初の夫ジェリー・ゴフィンと出会い、ソングライターのチームとして活躍し始める。60年代前半、リトル・エヴァ「ロコモーション」、アレサ・フランクリン「ナチュラル・ウーマン」などの名曲を世に送り出す。71年、歴史的名盤「つづれおり」を発表。300週以上全米チャートにランクインし続け、グラミー賞を総なめ、全世界で2500万枚もの売り上げを記録した。

「You've Got A Friend」

「(You Make Me Feel Like A)Natural Woman」2008年の最新来日公演の貴重なライヴ映像「You've Got A Friend」、また2005年のカリフォルニアのライヴ映像から「(You Make Me Feel Like A)Natural Woman」をご紹介。


インタビュー

「TAPESTRY」がヒットした当時を振り返ってみてどう感じますか?

—成功した事でスリルを味わったわ。でも私にとって重要なことは大地に種をまくこと、家族や日常の生活が自分にとって一大切なものなの。キャリアと同じようにね。だからうまくバランスをとるように心がけているわ。

今の音楽業界(インターネットでの販売など)についてどう思いますか?

—テクノロジーを使ってインターネットから音楽をダウンロードしても、私たちにはちゃんと支払いがあるから、いいと思うわ。
でも...なんでもそうだと思うけど、その仕事をした人の労力に見合う報酬がきちんと入るならいいと思うのよ。色んな人達がもっと音楽を聴く事ができるわけだし、ダウンロードでの販売はうまくいっていると思うし、いいことだと思うわ。

よい曲を作る上で大事なことは?

—誠実であることかしら。誰でも関係するものに対して常に正直でいること。
片手間にやったり、ヒットさせようとして作っても聞いている人にはすぐ分かってしまうのよ。心から語りかければ、ちゃんと人々には通じるの。
だからいつも心から語りかけるようにしているわ。
今だってそうよ。