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ドイツ出身の3人組ユニット「カスケーダ」はリード・ボーカルのナタリー・ホーラー(1981年生まれの24歳)と、DJでもあるプロデューサー、マニュエル・ロイターとヤン・パイファーで結成された。2004年10月「バッド・ボーイ」でシングル・デビュー。2005年の秋に本格的なアメリカ進出を果たし、全米が「ユーロ・ビート」で大揺れとなる異例の事態となった。
「EVERYTIME WE TOUCH」
ニューヨークのラジオ局WHTZ-FM(通称Z100)で週100回という驚異的なオン・エアーを獲得するなど、ラジオ&レコード誌をはじめ数多くのオンエアー・チャートを席巻したロングヒット・チューン。ビルボード・ダンス・ラジオ・エアプレイ・チャートでも1位! 日本でもオリコン・アルバムチャートTOP100に9週連続ランクイン中で、アメリカ同様ロングヒットとなっている。 |
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クラブでTaj Mahalの前座を務めたことがきっかけで演奏を気に入られ、ツアーに誘われた。人種差別からの解放をテーマにしたものに興味をもつ。彼自身、ハーフであることから人種差別を体験していた。Virgin Recordsに注目され、4枚のアルバムをつくった。彼と同様、社会問題や民族問題のテーマに興味を持つ熱狂的ファンが多い。今回は、「Better Way」を紹介する。
「Better Way」
今回紹介するのは、「Better Way」。この曲で彼は、どんな時でもポジティブにという常に変わらない彼のテーマを歌っている。アルバム『Both Side Of The Gun』は、LAのザ・ダスト・ブラザースのスタジオで3か月かけてレコーディングされた。そして多くの楽曲で社会的、政治的良心が力強く脈打っている。「アメリカでは、正義は金銭的に余裕のある人たちだけのものだ。自分の音楽で正義を実現してやろうと思った」としている。 |
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