ベストヒットUSA

■ 5月7日(日)のゲスト
ナイル・ロジャース  
デボラ・ハリーやデヴィッド・ボウイ、マドンナなどどのヒット曲を手がけた事で知られるアメリカの音楽プロデューサー。特に、彼がプロデュースしたシックは70年代後半のアメリカにおけるディスコ・シーンの代表選手だ。彼らのサウンドは粋でセクシー、滑らかで洗練されていた。77年の「ダンス・ダンス・ダンス」を始めとする数々のスーパー・ヒットを生み出した。

CHIC「Le Freak」、DAVID BOWIE「Let's Dance」、
MADONNA「Like A Virgin」

今回は、CHIC「Le Freak」、DAVID BOWIE「Let's Dance」、MADONNA「Like A Virgin」の3曲を紹介する。シックはアメリカのファンク、ディスコ・バンドで、ナイル・ロジャースがギターを、バーナード・エドワーズがベースを担当。デビッド・ボーイは「レッツ・ダンス」、「チャイナ・ガール」などのヒット曲があり、俳優としては『戦場のメリークリスマス』で知られる。
■ 5月14日(日)のゲスト
Ray J  
本名ウィリー・レイ・ノーウッド・Jr。81年、ミシシッピー生まれ。8歳のころにはすでに俳優活動を始めていた。実姉プランディとは2歳違い。彼女が芸能活動を始めたのと同じタイミングで芸能界へと進出。大の仲良し姉弟として知られる。映画出演だけではなく、シンガーとしては、97年にメジャー・デビュー。2枚のアルバムで彼独特の世界観を歌い上げた。最近はテレビ番組のホスト役としても有名だ。

「What I Need」
今回紹介するのは、通算3作目の最新アルバム『Raydiation』からのセカンドシングル。R.ケリー、ティンバランド、ロドニー・ジェンキンスがプロデュースした。また、ファット・ジョー、Mya、そしてブランディーなどがゲストで参加する。
■ 5月21日(日)のゲスト
Christina Milian
ニューージャージー生まれ、メリーランド育ち。4歳のときマイケル・ジャクソンに青焦がれて、テレビを壊して中に入ったという。10歳でミュージカルに出演。13歳のときに女優への道を究めるためハリウッドへ。声優もこなす。2000年、ジャ・ルールとのフューチャリングで世界的に脚光を浴びる。2001年「AM to PM」が全米シングル1位。2002年、アルバム『CHRISTINA MILIAN』はビック・セールスとなった。

「Say I」
今回紹介するのは、1stシングル「Say I」。東海岸を中心としたラップ・シーンで爆発的な人気を誇るヤング・ジージーをフィーチャーした、Popとピップ・ホップにクロスオーバーしたトラックだ。PVはロサンゼルスで撮影。監督はDistiny’s Childの「Soldier」などで知られるRay Kayが担当している。そして、今回のアルバムは、プロデュースにはクール&ドレーを全面的に起用している。
■ 5月28日(日)のゲスト
JAMES BLUNT
78年生まれ。陸軍に入隊。やがて、大尉に昇格しプリシュティナ入りした初のイギリス軍将校として、3万人の平和維持部隊を率いた。偵察将校だった90年代後半、コソボの宿営地にもギターを持っていったという根っからのミュージシャンでもある。02年に退役。その後シンガーを志し、音楽活動を始める。運良く Linda Perryの知遇を得た彼はロスへ渡りレコーディングを開始。わずか数ヶ月のうちにマネージメントとリリースの契約に漕ぎ着けた。

「You’re Beautiful」
今回紹介するのは「You’re Beautiful」。デビューアルバム『Back To Bedlam』収録曲。この曲とアルバムは全英6週連続同時1位を記録した。04年10月、遂にリリース。シングル 'You're Beautiful' のヒットという後押しもあり、このアルバムは長期に渡るビッグヒットになった。同じマネージャーを持つエルトン・ジョンは、ジェイムスの“You're Beautiful”がジョンの“Your Song”を受け継ぐ秀作だと評している。
■ 6月4日(日)のゲスト
CAKE
1991年アメリカ、カルフォルニア州サクラメントバンドは結成。セルフプロデュースのデビューアルバム『Motorcade Of Generosity』を制作。その後カプリコーン・レコーズと契約。95年に、「ロックンロール・ライフスタイル」によって初めてチャート入り。その機知に富んだ「音楽業界の塹壕からの視点」によりこの曲はすぐに彼らの代名詞的存在となった。セルフプロデュースのセカンドアルバム「Fashion Nugget」は全世界で500万枚ものセールスを記録した。

「No Phone」
今回紹介するのは「No Phone」。2004年10月リリースの最新アルバム「Pressure Chief」の収録曲。街行く人々に彼等の音楽をヘッドホンで聴かせ踊りまくるシーンが延々と続くPVがバカウケしている。
■ 6月11日(日)のゲスト
ARCTIC MONKEYS
英国シェフィールド出身の4人組。アルバム発売前にして英NME誌の表紙を飾り、UK各地のライヴはソールド・アウト。インターネットを活用したデモ曲の配布や口コミによる活動で人気を獲得してきた。デビュー・アルバム『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』からのセカンド・シングル「When The Sun Goes Down」は初登場で全英1位を獲得した。

「Fake Tales Of San Francisco」
今回紹介するのは「Fake Tales Of San Francisco」。「Five Minutes with the Arctic Monkeys」というタイトルでDOMINOと昨年6月に契約前の2005年5月30日に発売された1000枚限定(EPは500枚)のCDに収録されていた楽曲。すぐに完売となりいまや高価で取引されている。
■ 6月18日(日)のゲスト
HOOBASTANK
元々、アンダーグラウンドのポスト・グランジ・シーンでスカやファンクを基調としたサウンドを展開し、精力的なライヴ活動により地元で熱い支持を得ていた。2001年、『フーバスタンク』で全米デビュー。プラチナム・ディスクを獲得した。ヴォーカルのダグラスは日本人とスコットランド人のハーフで、母親が日本人。前作アルバム『The Reason』は、全米3位、全世界で350万枚を売る大ヒット記録。

「If I Were You」
今回紹介するのは、3枚目のアルバム『欲望/EVERY MAN FOR HIMSELF』収録曲。マークーが脱退してしまった事と前作の大ヒット曲 『The Reason』を越えられるかが注目を集める。「If I Were You」は前作の「The Reason」を思わせる見事なバラードに仕上がっている。
■ 6月25日(日)のゲスト
ROOSTER
ニック・アトキンソンとルーク・ポタシュニックは、同じ学校へ通っていた友達。そんな2人にルークが以前関係していたバンドにいたドラマーのデイヴ・ニールが合流。さらに、音楽雑誌の募集に応募したベースのベン・スミスが参加し、ルースターが結成された。デビュー・シングル「カム・ゲット・サム」初登場7位、2ndシングル「ステアリング・アット・ザ・サン」がUKチャートで初登場5位、デビュー・アルバム『ルースター』は初登場3位となった。

「Home」
今回紹介するのは、「Home」。セカンド・アルバム『Circles And Satellites』収録曲。今回はMaroon 5を世界的ブレイクへと導いたMatt Wallaceが自らプロデュースを希望して実現した。