ベストヒットUSA

■ 1月1日(日)のゲスト
シンプル・マインズ  
1977年にスコットランドで結成されたロック・バンド。映画「ブレックファスト・クラブ」のテーマ曲「ドント・ユー」が、バンド初の全米NO.1ヒットを記録。さらに「アライヴ・アンド・キッキング」「サンクティファイ・ユアセルフ」など、欧米で次々とヒットを放つ。80年代に最も成功したスコティッシュ・バンドの代表格だ。現在は4人編成で、2005年秋に3年ぶりのニュー・アルバム『ブラック&ホワイト050505』をリリース。

「Home」
今回ご紹介するのは、本国イギリスをはじめ、ドイツやイタリアなど、ヨーロッパ各国で大ヒットしている話題のニュー・アルバム『ブラック&ホワイト050505』からのリード・トラック「Home」のビデオ・クリップ。サウンド的にはシンプル・マインズがこれまで一貫して追求しているクールでシンプルなロックン・ロール。その曲のイメージにぴったりな、とてもクールなビデオ・クリップに仕上がっています。
■ 1月8日(日)のゲスト
バウ・ワウ  
バウ・ワウ、オハイオ州コロンバス出身(現在18歳)。6歳のときにスヌープ・ドッグのステージで共演したことがきっかけでスヌープから"リル・バウ・ワウ"と命名される。その後、わずか13歳でデビュー作『Beware Of Dog』(2000)をリリース。なんとアルバムは全米で200万枚の大ヒット!その後にリリースされたアルバムも大ヒットを飛ばし、現在全米のティーンエイジャーのフェイバリット・アーティストとなっている。

「Like You」
3rd Albumから約2年の歳月をかけ4th Album『Wanted』を2005年7月にリリース。親友Omarionとの1st Single「Let Me Hold You」が大ヒットしている中、公私共に仲が良いと全米中のマスコミが書き立てるシアラをフィーチャリング・アーティストに迎えた2nd Single「Like You」をリリース。この曲もビルボード・ラップチャートで何週にも渡り1位を獲得した。
■ 1月15日(日)のゲスト
バックチェリー  
アルバム『BUCKCHERRY』で1999年にデビュー。2000年夏、セカンド・アルバム『TIME BOMB』をリリース。ところがその直後、所属レーベルが消滅。メンバーは空中分解した。故ランディ・カスティロの追悼コンサートでジョシュとキースはスラッシュらに誘われて演奏。それがヴェルヴェット・リヴォルヴァーへと発展。しかし、3人が抜けたが、もう一度、バックチェリーとしてやりたいと、復活をとげた。

「ネクスト・トゥー・ユー/NEXT 2 YOU」
4年ぶりのニュー・アルバム『FIFTEEN』。15日間、スタジオにこもって仕上げたところから由来している。今回紹介するのは、収録曲から「NEXT 2 YOU」。女の子と親密な関係になりたいという男の願望を歌っている。どうやってパンツの中に手をいれるとか。曲調はロック。ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのヴォーカルに誘われたくらいなので、なんとなくG’N’Rのアクセル・ローズの雰囲気を漂わせている。
■ 1月22日(日)のゲスト
フォート・マイナー  
リンキン・パークのMC,マイク・シノダがヒップ・ホップへの情熱を注ぎ込んだプロジェクトで、マイク・シノダがすべての楽曲を書き、すべての楽器をこなし、プロデュース、ミックスまですべてを手がけている。そして、『コリジョン・コース』でのコラヴォレーションも記憶に新しいジェイ・Zがエグゼクティブ・プロデューサーとなっている。マイクは慈善活動にも非常に熱心で、東南アジアでの津波の被災者の救済のためにロスでコンサートを開いた。

「ビリーヴ・ミー/Believe Me」
今回紹介するのは、ニュー・アルバム「THE RISING TIED」 からの1stシングル「ビリーヴ・ミー」。鳴り響くブレイクビートにラテン・パーカッションやチェロのベース・ラインを注入した、マイクのクラシック・ロックへの愛が感じられる1曲だ。
■ 1月29日(日)のゲスト
オフスプリング
1983年、カリフォルニアの高校の同級生で結成したソーシャル・バンド。のちにギターとドラムを加えて現在のメンバーに。はじめはマニック・サブジダルと名乗っていたが、86年にオフスプリングに改名。1stアルバム『オフスプリング』はパッとしなかったが、2ndアルバム『イグニション』で38万枚。3rdアルバム『スマッシュ』で800万枚のセールをあげた。コロンビアへ移籍後も3つのアルバムを作った。2003年に7作目『スプリンター』を発表。

「De Hui」
今回紹介するのは、『スプリンター』より「De Hui」。サーフィン好きが、撮影を兼ねてハワイでサーフィンを楽しんでしまえというコンセプトでつくられたビデオにみえる。しかし、その腕前は意外とうまい。ノリいいテンポの曲は、あまり考えないで聞くことができる。メロディとパンクのエネルギーとの融合を目指していた彼らのらしい作品だ。
■ 2月5日(日)のゲスト
クリス・ブラウン
米国ヴァージニア州出身の16歳。当初はラップに興味を持って友達とフリースタイルに興じていたが、母親の強い薦めもあってシンガーを志すようになる。14歳になるとニューヨークに移住して本格的に活動を開始。元デフ・ジャムのヴァイス・プレジデントだったT・デイヴィスに見出されてジャイヴとの契約を勝ち取った。なお、クリスは影響を受けたアーティストとしてマイケル・ジャクソンやアッシャーの名を挙げている。

「Run It!」
この曲は、当初4週間に渡って2位にランクし、連続1位を記録中のカニエ・ウエスト“Gold Digger”をぴったりとマークしていた。まずR&Bチャートにおいては一足先にナンバーワンに。そして遂に11/26付の全米シングル・チャートにて1位を獲得!!最終的には5週連続1位という快挙を成し遂げた。シングルの大きな成功を受け、アルバム『クリス・ブラウン』も12/24付チャートで全米初登場2位となった。
■ 2月12日(日)のゲスト
Earth Wind & Fire
ここ日本でもディスコ/ソウルの永遠の王道として知られるアース・ウインド&ファイアーは、モーリス・ホワイトを中心に結成された。70年、ワーナーとレコード契約を結び、2枚のアルバムを発売。その後大幅なメンバーチェンジを経て72年に当時のCBSからサード・アルバムとなる『地球最後の日』をリリース。『ヘッド・トゥ・ザ・スカイ』と『太陽の化身』はゴールド・ディスクとなり、人種を超えた人気を確立していく。

「Love People」「Boogie Wonderland」
「Love People」は2005年10月に国内発売された『イルミネーション』に収録されている。サンタナの大ヒット作『Supernatural』に影響を受けて世代を超えたコラボを試みたというアルバムで、この曲は、ホーンとカリンバに彩られた冒頭曲でブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アムとフューチャリングしている。「Boogie Wonderland」は、1979年の名作。この作品に影響された人も多いのでは。
■ 2月19日(日)のゲスト
Ne-Yo
本名シェイファー・C.スミス。ソングライターとして音楽業界に入り、マリオ「レット・ミー・ラヴ・ユー」、クリス・ブラウン「ソー・グラッド」などの楽曲を提供。それ以外にもメアリー・J.ブライジやフェイス・エヴァンスらに楽曲を提供するなど、ライターとして活躍していた。仲間と楽曲を売り込んでいたところ、L.A.リード、ジェイ・Zの前で生パフォーマンスを披露することとなり、シンガーとして契約を交わすことになる。

「Stay」
“本格派”との呼び声高いその歌声は、メロウな「ソー・シック」でも実証済み。デビュー・アルバム『イン・マイ・オウン・ワーズ』には、とにかく良い曲が詰まっていると評判。今回紹介するのは、このアルバムからのリードシングル「ステイ」。彼女へのラヴ・ソング、でもその“彼女”とは、音楽のことだそうだ。
■ 2月26日(日)のゲスト
トリスタン・プリティマン
新人女性シンガー・ソングライター、トリジー・Pことトリスタン・プリティマン。サンディエゴを拠点に活動する彼女は、一日中サーフィンしたりBBQをしたりする生活を送っていた。サーフィンの傍ら、自作の楽曲を作り続けていた。それを友人の前でパフォーマンスする程度だった。そんな折、たまたま彼女のパフォーマンスが、運営映像製作会社の眼に留まる。

「Always Feel This Way」
アルバム『トゥウェンティースリー』は、カリフォルニアの温かい気候を連想させる王道的サーフ・ミュージックだが、若い女性にしては声がよくのびるし、仕事に行きたくない朝に明るい気分になれる楽曲が詰まっている。全米1stシングル「ラヴ・ラヴ・ラヴ」は大ヒット。今回紹介するのは、アルバム『トゥウェンティースリー』の中から「オールウェイズ・フィール・ディス・ウェイ」。