ベストヒットUSA

■ 11月6日(日)のゲスト
ベイビーフェイス
1959年4月インディアナ州生まれ。70年中盤よりバンドでの活動などを行った後、86年にソロデビュ―、今回のアルバム“グロウン・アンド・セクシー”は6枚目の作品となる。ソングライター、プロデューサーとしても第1線で活躍、その偉大な才能の証明といえる証10度のグラミー受賞。自身の関わる作品が、世界でトータル1億枚以上の売り上げを記録するなど、最も愛されているミュージシャンの一人がベイビーフェイスである。

「ソーリー・フォー・ザ・ストゥピッド・シングズ」
4年ぶりの新作からのリード・シングル“ソーリー・フォー・ザ・ストゥピッド・シングズ”は盟友ダリル・シモンズとの共作でミドル・テンポなバラード楽曲。主人公が一緒にいる女性に対して作り上げた『いろんな出来事』について、謝っている楽曲。また、この楽曲のほかにも全編ベイビーフェイスの織り成す叙情的な詞世界が13篇綴られた必聴盤です。年末にはLIVE DVDのリリースも予定されておりますのでこちらもお楽しみに!
■ 11月13日(日)のゲスト
ラウル・ミドン
卓越したギター・テクニックをもってラヴ・ソウルを唄う、盲目の天才アーティスト。世界のギタリスト“ジェフ・ベック”から『天才』と称され、世界のメロディー・メイカー“スティーヴィー・ワンダー”に認められるなど、今年期待度No.1のアーティスト。10月に発売のデビュー・アルバム『State of mind』に“ジェイソン・ムラーズ”、“スティーヴィー・ワンダー”が参加している事でも話題を集めている。

「State of Mind」
ラウル・ミドンがNYに行き、お金は底を付くし、かなり落ち込んでいた冬のまっただ中にできた曲。「State Of Mind」というのは、「自分の状況をどのように見るか?」ということ。盲目ということを、「悪いこと、酷いこと」、と見ることも出来るし、この状況を「恵まれている」と、とらえることもできるように、「自分達の与えられた状況の中でベストな状態を作っていこう」というメッセージが込められている。
■ 11月20日(日)のゲスト
エイモス・リー
フィラデルフィア出身のシンガーソングライター。アルバム『エイモス・リー』ではブルージーな詞の世界とソウルフルな歌声、アコースティック・サウンドを聴かせ、レーベル・メイトでもあるノラ・ジョーンズも彼の音楽に賛同し、ピアノ/ヴォーカルで参加。昨年はノラ・ジョーンズ欧米ツアー、今年はボブ・ディラン全米ツアーのオープニング・アクトとして、口うるさいオーディエンスを唸らせるライヴ演奏を披露。

「アームス・オブ・ア・ウーマン」
エイモス・リーのオリジナル曲。既に渋みを感じさせるメロウなラヴ・ソング。欧米ではアルバムのリード・トラックとして大ヒットした。アコースティックなシンプルで美しいメロディが優しく響く名曲。
■ 11月27日(日)のゲスト
ベン・フォールズ
1995年にピアノ/ベース/ドラムのギターレス・トリオ、ベン・フォールズ・ファイヴ(以下BF5)のメンバーとして、デビュー・アルバム『Ben Folds Five』をリリース。ギター・ロック全盛期に誕生したギターレスの、しかもパンキッシュなピアノをメインにした異色の“ピアノ・ロックンロール”は熱狂的なファンを生みました。2000年にバンドは惜しくも解散。その後ソロとして活動を開始し、今作はそのセカンド・アルバムとなります。

「JESUSLAND」
ベン・フォールズ・ファイヴのデビューから10年・・・何の枠にもとらわれない、今シーンで最も自由なアーティスト:ベン・フォールズの2005年的“今の気分”がようやく完成。なんとピアノ、ベース、ドラムスのトリオ編成に帰り、混迷の世界で軽やかに優しく鳴らすベン印の“メロディ”があらわれています!
■ 12月4日(日)のゲスト
ジェイソン・ムラーズ
ジェイソンは、NYで演劇を学んだ後、サンディエゴにあるコーヒーショップで自主制作盤をリリースするなど地道な音楽活動をしていた。2002年にエレクトラ・レコーズと契約を結び、全米でデビュー・アルバム"Waiting For My Rocket To Come"がリリースされる。類希な独創性に満ちたシンガー・ソングライターとしてもてはやされ、プラチナ・ディスクまで、あと一歩のところまで来た。その後も地道なツアー活動を重ね、2003年は一年で230回以上もの公演を行った。そして、2006年1月には待望の日本公演が行われる。

「Geek In The Pink」
"MR.A-Z"となる今回のアルバム。プロデュースを手掛けるのは、スティーヴ・リリーホワイト。レコーディングはNYで行われたが、仕上げはサンディエゴ近郊にあるジェイソンの自宅スタジオで行われた。サウンドは前作の続編という感じが否めないものの、彼の周りで起きた最近の出来事。コーヒーショップから飛び出して、地味にアリーナやシアターを回った人生そのものを曲にしたためた。アルバムチャートでは全米初登場5位。今回は、このアルバムの中から、「Geek In The Pink」をお送りする。
■ 12月11日(日)のゲスト
クレイグ・デイヴィッド
イギリスのガレージUK。地元の海賊ラジオ局やクラブでDJなどをしていたが、アートフル・ドジャーのマーク・ヒルと出会い、レコード制作を始める。シングル「リワインド」がたちまち話題となり、全英1位を記録。その後、TELSTAR内のWILDSTARレーベルと契約、「フィル・ミー・イン」も全英1位を記録。あっという間に話題となった。その後、所属レーベルのTELSTARが消滅に伴い、ワーナーUKが契約。レーベル消滅というショック時にも、その創作意欲は止まらず、曲を作り続けていたという。

「Don’t Love You No More ( I’m Sorry )」
ワーナーUKに移籍後、初のアルバム。今回のテーマは「正直なアルバム」。つまり、やりたい音楽を、時間をかけて好きなように満足いく歌い方ができるまでつくったそうだ。45曲作った中から厳選して、ポップな曲もあればバラードもあって、けっこう失恋の歌も多い。その中から、今回は、「ドント・ラヴ・ユー・ノー・モア(アイム・ソーリー)」をお送りする。2005年版「ライヴ・エイド」とも言われる話題騒然の「ライヴ8」パリ公演を皮切りに、ライヴ活動も再開した。
■ 12月18日(日)のゲスト
エイミー・マン
1960年、USヴァージニア州生まれ。85年ティル・テューズデイでデビュー。1stアルバム『ヴォイセズ・キャリー』がシングル・アルバムともにスマッシュ・ヒットし一躍注目を浴びる。93年よりソロ活動をスタート。2000年の映画『マグノリア』(トム・クルーズ主演)のサントラで高い評価を得る。以降も自ら設立したレーベルから良質な作品を送り続け、アーティストを始めファンからリスペクトされる存在となっている。今年4月には5thソロ・アルバム『フォーゴトン・アーム』をリリース、10月にはソロとしては初、ティル・テューズデイ以来19年ぶりの来日公演を行い、好評を博した。

「セイブ・ミー」
今回紹介する「セイヴ・ミー」は2000年公開の映画『マグノリア』の主題歌。監督のポール・トーマス・アンダーソンが“彼女の歌を映像化したい”とこの映画を制作したことで彼女の知名度を一気に高めた。グラミー賞2部門を始めアカデミー、ゴールデン・グローブなどにノミネートされ、全米を始め世界的に大ヒット。今回OAのヴァージョンは2004年6月22~24日にかけてNYのブルックリンで行われたライヴの模様を収録したCD+DVD作品『Live at St.Ann’s Warehouse』(V2ZP1-2)から。
■ 12月25日(日)のゲスト
シンディー・ローパー
1983年ソロ・デビューアルバム『She’s So Unusual』をリリース。ファースト・シングル「Girls Just Want To Have Fun」(全米2位)がMTVで頻繁に流されるようになって人気が出た。このアルバムからは他にもシングル「Time After Time」(全米1位)、「She Bop」(3位)、「All Through The Night」(5位)と、デビューアルバムから4曲連続トップ5入りする快挙を成し遂げた。

「Girl Just Want To Have Fun」
今回紹介する曲はデビューシングル「Girls Just Want To Have Fun」をパフィーと共に歌っているもの。昔のビデオクリップにアニメでパフィーの2人が登場。途中日本語でウラしゃべりもしている。