ベストヒットUSA

■ 9月4日(日)のゲスト
ビリー・コーガン
1989年にビリー・コーガンは、ジェイムズ・イハと出会い「スマッシング・パンプキンズ」を結成。約10年に渡る活動で5枚のオリジナル・アルバム他数々の名盤&ビッグ・セールスを残し、2000年12月に惜しまれつつ解散した。解散後、ビリーとパンプキンズのドラマーであったジミー・チェンバリンとともに、新バンド「ズワン」を立ち上げる。デビュー・アルバム『メアリー・スター・オブ・ザ・シー』(2003年1月)をリリースし、ワールド・ツアーも日本よりスタート!バンドは軌道に乗ったと思われたが、2003年中に早くも解散。

「Walking Shade」
今回紹介するのは「Walking Shade」。初のソロアルバム『The Future Embrace』のファーストシングル。またこのアルバムにはバックボーカルにザ・キュアーのロバート・スミスを迎えたBee Geesのカバー曲「To Love Somebody」を収録、収録曲「DIA」のドラムにはスマパン、ズワンでともに活動してきたジミー・チェンバレンを使用。ソロアルバム発売日に地元シカゴの新聞にスマパンの復活を掲載した。
■ 9月18日(日)のゲスト
ザ・ティアーズ
元スウェードのブレット・アンダーソンとバーナード・バトラーが中心となって結成。2人はデビュー当時、「ザ・スミスのモリッシーとジョニー・マーの再来」と騒がれるほどのコンビネーションをみせた黄金コンビだったが、2ndアルバム『ドッグ・マン・スター』制作時に仲たがいして、バーナード・バトラーはバンドを脱退。そのあとは犬猿の仲として何年も口を利かない状態が続いていた。その後10年の歳月を経て、再び復活したコンビに日本人ドラマー、マコト・サカモトらメンバーが加入した。

「Lovers」
今回紹介するのは「Lovers」。デビューアルバム『Here Come The Tears』収録曲。Summer Sonic ‘05で来日、公演した。ブレッド・アンダーソンが、ソロアルバムを制作しており、来年はリリース予定だそうだ。ただ、公演後、ブレッドの父がなくなったため今回のインタビューでは彼の姿はない。その代わり、無口なバーナードががんばってしゃべっている。
■ 9月25日(日)のリクエスト特集より
グリーン・デイ
今回はリクエストSP。選曲は視聴者のリクエストにかかっている。これまでのリクエストの中から1曲目だけは決定。ご存知、グリーン・デイ。94年にメジャーデビューした。そして翌年のグラミーで新人としては偉業となる4部門で受賞。アルバム『ドゥーキー』はビルボード・アルバム・チャートにおいて最高位で2位まで上昇した。そして、アルバム『アメリカン・イディオット』は2005年発表のグラミー賞で7部門にノミネートされ、見事「ベスト・ロック・アルバム」を受賞した。

「マイノリティ」
今回紹介するのは2000年のアルバム『ウォーニング』からのシングル「マイノリティ」。これは名曲「バスケット・ケース」に続く、新たなグリーン・デイの代表曲となり、アルバム『ウォーニング』はグリーン・デイにとって最も速いスピードでの40万枚突破という記録を作ったのだった。
■ 10月2日(日)のゲスト
ウィーザー
LAバンド。セルフ・タイトルで臨んだデビュー作『ウィーザー』を94年5月にアメリカでリリース(日本では95年3月)。2ndシングル「バディ・ホリー」がラジオ、MTVでヘビーO.A.され、グラミー賞やMTVアワーズ等を受賞、大ブレイクを収めた。アルバムは瞬く間に全米チャートのTOP20入り、セールスも200万枚を突破する大ヒットとなった。その余波は日本にも伝わり、ウィーザーは日本人の心をも手中に収めた。

「ウィ・アー・オール・オン・ドラッグス」
『ザ・グリーン・アルバム』『マラドロワ』を立て続けにリリース後、3年間も眠ってしまったウィーザー。じっくり充電をして作り上げられた5thアルバム『メイク・ビリーヴ』は、2ndアルバム『ピンカートン』の匂いを残しつつ、2005年版にアップグレード!今回紹介するのは「ウィ・アー・オール・オン・ドラッグス」。同じアルバムからは「ビバリー・ヒルズ」が、すでにチャート上位にくいこんでいる。
■ 10月9日(日)のゲスト
ボン・ジョヴィ
約20年に渡ってロック界のトップを走り続けるボン・ジョヴィ。彼らはいつの時代も変わることなく、ワイルド・タッチなメロディー、ドラマティックな曲の展開、信念を綴った歌詞に徹し、これまでに全世界で一億枚以上のアルバムを売り上げるまでに至った。このタイトルには、これからもその信念を貫き通す、という不動の姿勢が全面的に打ち出されている。

「ハヴ・ア・ナイス・デイ」
タイトル・ソングとなったファースト・シングル「ハヴ・ア・ナイス・デイ」にはプロデューサーにジョン・シャンクス(2005年度グラミー賞にてProducer of the Yearを受賞)、ミキサーにはジェレミー・ウィートリー (U2、デュラン・デュラン、カイリー・ミノーグ、デペッシュ・モード等を手掛けた、キー・ヒット・メイカーの一人)を起用。その他、プロデューサーにリック・パラシャー、エグゼクティヴ・プロデューサーにデズモンド・チャイルドが参加している楽曲もある。
■ 10月16日(日)のゲスト
ゴリラズ
2001年、ヴァーチャル空間にて突如誕生した4人組、GORILLAZ。メンバーはマードック(ベース、イギリス出身)、2D(ヴォーカル、イギリス出身)、ラッセル(ドラムス、NY出身)、ヌードル(ギター、大阪出身)。そのプロダクションの大半は、デーモンとオートメイターが担っている。ダルダルで人を食ったようなメロディはデーモンの真骨頂だし、オートメイターによる腰を砕くようなビートは圧巻のひと言だ。

「Dare」
ジェイZの『ブラック・アルバム』とビートルズの『ホワイト・アルバム』をドッキングさせた噂のDJデンジャー・マウスがプロデュースした『ディーモン・デイズ』。すでに世界の15ヶ国以上でTOP5入りを果たすという快挙を成し遂げた。今回は、このアルバムの中からセカンドシングル「Dare」を紹介する。フィーチャリング・アーティストにハッピー・マンデーズのvocalショーン・ライダーが参加!G'FootのTシャツをヌードルが着ていたりと見所たくさんのビデオだ。日本調のセットも楽しい。
■ 10月23日(日)のゲスト
ショーン・ポール
本国ジャマイカで2001年にリリースされた1stシングル「ギミー・ザ・ライト」がアメリカに飛び火し2002年12月には全米7位を記録、さらに2ndシングル「ゲット・ビジー」は3週連続1位でジャマイカ出身アーティストのジャマイカ録音の作品としては初のNo.1という快挙を達成。瞬く間に9週1位となった。その後もヒットを連発。アルバム『ダッティ・ロック』は全米でダブル・プラチナ・セールスを超え、日本でも40万枚、全世界で600万枚という大ヒットになった。

「We Be Burin’」
今回紹介するのは、新曲「We Be Burin’」。前作より3年ぶりの新作アルバム『The Trinity』に収録。04年にヒットしたレネサンの[STEPZ]を使用。この曲には2種類のリリックがあり、オリジナルでは「マリファナ合法化」を訴えてジャマイカでヒットした。海外では状況が異なる為、言葉を入れかえてクラブ賛歌に仕上げている。アルバムのタイトルである“トリニティー”とはもともとキリスト教で「三位一体」に由来し、3を表す言葉である。
■ 10月30日(日)のゲスト
スウィッチフット
97年にインディーズからデビュー。少しずつステップアップした彼らの作品が2001年のグラミー賞にノミネートされると、各レーベルによる争奪戦が始まった。結局、米コロンビアと契約した彼らは、3年の月日をかけてメジャー・デビュー作「The Beautiful Letdown」を03年2月にリリース。はじめは全米初登場85位というスタートだったが、精力的な全米ツアーで次第にファンを獲得。1stシングル「Meant to Live」と2ndシングル「Dare You To Move」がトップ5に。アルバム自体も発売後113週連続ランクイン、250万枚突破というロングヒットとなった。

「Stars」
10月5日にニューアルバム『Nothing Is Soud』で、ついに日本デビュー。一足先に発売されたアメリカでは、同道の初登場3位を記録した。今回紹介するのは、このアルバムからのカットで「Stars」。10月17日のカリフォルニア州ヴェンチュラで全米クラブツアーが始まり、11月12日に故郷サンディエゴで幕を閉じる。