ベストヒットUSA

■ 3月6日(日)・3月8日(火)のゲスト
マイ・ケミカル・ロマンス
ニュージャージー出身の5人組。メジャー・デビュー前にもかかわらず、サマソニとフジロックの間で争奪戦が繰り広げられたという未来の大物のメジャー・デビュー・アルバム。キッズの心をわしづかみにするメロディックさと、過激なライヴ・パフォーマンスが売り。すでに、ザ・ユーズド、ストーリー・オブ・ザ・イヤー他とのツアーでファン・ベースを獲得。この夏のWARPEDツアーにも参戦が決まっている。

「アイム・ノット・オーケイ」
ゼブラヘッドやフーバスタンクで知られるハワード・ベンソンをプロデューサーに迎えたアルバム『スウィート・リベンジ』。その中のシングルで、ロック・キッズのアンセムと言える1曲。メロディアスかつヘヴィで、情熱を内に秘めたようなサウンドは一度聴いたら病みつきになる中毒性をはらんでいる。パンクやハード・ロックをベースにした楽曲で、カリスマ的なヴォーカルも人気がある。
■ 3月13日(日)・3月15日(火)のゲスト
シザー・シスターズ
NY出身のユニークな5人組。エルトン・ジョン、デヴィッド・ボウイ、ロキシー・ミュージックから影響を受け、その歌詞にユーモアのセンスをたっぷりと盛り込んだスタイルが今UKで大注目!2004年の「UK年間アルバム・セールスNo.1」「UKベスト・ライヴNo.1」「UK版グラミー“ブリット・アウォーズ”最多3部門受賞」。アルバムではピンク・フロイドの「コンフォタブリー・ナム」をビージーズのようにアレンジ。

ホール&オーツ
大学在学中に出会い、1972年デビュー。76年「リッチ・ガール」で初の全米No.1を獲得。80年、「キッス・オン・マイ・リスト」が2曲目の全米No.1となる。「プライベート・アイズ」「マンイーター」等々6曲がNo.1ヒットを記録、自ら“ロックンソウル”と称するサウンドで一世を風靡した。2001年、日本で「プライベート・アイズ」がCMで使われ、リヴァイヴァル・ヒット。2003年、5年半振りの新作『ドゥ・イット・フォー・ラヴ』は“80年代以来の傑作!”と絶賛され、大ヒット。ルーツを追求した最新作『アワ・カインド・オブ・ソウル』も現在ヒット中。
■ 3月20日(日)・3月22日(火)のゲスト
ケミカル・ブラザーズ
11年前にイギリスのマンチェスターのアンダーグランド・クラブ・カルチャーからブレイクして以来、アルバムのトータル・セールスが800万枚に達したケミカル・ブラザーズ。ビート・ベースの斬新な音楽、インンスピレーションあふれるコラボレーション、究極のサウンドを求めるなら、トム・ローランズとエド・サイモンズの右にでるものはないと思い知らせる内容に仕上がった最新作。

「Believe」
全く別のカルチャーからの参加しているのが、ケリー・オケレレ。ホットなアートロックの新人バンド、ブロック・パーティーのシンガー。ブツ切れの呪文のようなヴォーカルを聴けば、彼がイギリスで今最もエキサイティン グなフロントマンというのも納得の1曲。
■ 3月27日(日)・3月29日(火)のゲスト
ベック
牧師であった祖父と幼少時代をカンサス市郊外で過ごし、その後LAで母親に育てられたベック(本名ベック・ハンセン)。94年のデビュー・シングル「ルーザー」の「オレは負け犬だー♪」というフレーズが、ニルヴァーナ「スメルズ・ライク・ティーン・スピリッツ」に取って代わり、全オルタナ・リスナーのアンセムとなったのである。実に痛快な彼のポピュラリティは、アメリカという歴史に裏付けられたすべての音楽スタイルを非常に高次元なポップ理論で解釈・還元している点に帰結する。

「E-Pro」
これは、ダストによる低音重厚ビートに、「ナナナ」のコーラス、厚みのあるギター・リフで、アルバムの中では、最も彼の言っていたギター・サウンドのロック色の出た1曲と言える。が、そういう意味では、ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトがベースとして参加した“ゴー・イット・アロン”ももちろんロック、ブルースの影響が色濃く出た1曲。その他、ミニマルなギターとベースで構成された“ブラック・タンバリン”も。
■ 4月3日(日)のゲスト
マリオ
メリーランド州ボルティモアで生まれ、今現在ニュー・ジャージーで暮らすMarioはデビュー・シングル「ジャスト・ア・フレンド2002」とセルフ・タイトルのデビュー・アルバム『マリオ』は瞬く間にチャートを駆け上がり、Biz MarkieをフィーチャーしたビデオはBETやMTVのローテーションの定番となった。18歳のMarioは大学へ進学する計画は見送ったそうだが、映画『Destination Fame』への出演、そしてさらに芝居を続けたいという夢を持つMarioの未来は光り輝いている。

「Let Me Love You」
" シングル"Let Me Love You"が全米No,1に!大ヒットしたデビュー・アルバムから3年、成熟したアーティストへと成長したマリオが待望のセカンド・アルバムをリリース!プロデューサー陣もリル・ジョン、アンダードッグス、スコット・ストーチなど超豪華。マリオにとって初来日となった今回は本人もスタッフも大喜びだった様子。少し風邪気味だったが、インタビュー中は終始ご機嫌で、カメラの前で鼻歌を歌うシーンも何度か見られたほど。
■ 4月10日(日)のゲスト
ヴェルヴェット・リヴォルヴァー
VELVET REVOLVERは、その名前が喚起するとおりの、あるいはそれ以上の存在だ。あまりに長きにわたって失われていた美と危険な香りを併せ持ったモダン・ロック、それが彼らなのだ。その名にふさわしい華麗さと、爆発的な力をたたえたデビュー・アルバム「CONTRABAND」は、伝説的な過去と、突如として訪れた輝かしい未来によって互いに結ばれたロックン・ロールの兄弟達が結成したこのバンドの、新たな始まりを記すものである。ただ、どうしてもガンズの香りは漂うが… 。

「サッカー・トレイン・ブルース」
「CONTRABAND」収録曲で、剛胆な音と幅広い流れを持ったロックン・ロール・ソングの一つ。新たな世代にとってはヘッドフォンを激しく揺さぶるクラシックである。THE BEATLESからTHE REFUSEDまでプレイする側が受けた影響を反映したサウンドには、当然ながらGUNS'N'ROSESやSTONE TEMPLE PILOTSの姿も見える。何人ものプロデューサーを試した後、VELVET REVOLVERはジョシュ・エイブラハムをアルバムの共同プロデューサーに選んだ。
■ 4月17日(日)のゲスト
ソニック・ユース
1981年に活動を開始して以来、20年以上のキャリアを持ちながら、不変の実験精神とロック本来の衝動的破壊力を持ち続け、ロック界の大御所として活躍し、後輩バンドたちからリスペクトを集めているソニック・ユース。マルチ・カルチャーな視点と活動で、アートやファッション界とも親交が深い。親日家で来日公演の数も多い。2004年『ソニック・ナース』を発表した。

ブライアン・アダムス
カナダ、オンタリオ州の出身。デビュー・シングル「Let Me Take You Dancing」がカナダのシングルで1位を獲得。83年ジャーニーの全米ツアー前座として同行。1stシングル、「Straight From The Heart」が全米10位。85年 『Reckless』初の全1位を獲得。86年 「It’s Only Love」が全米15位。グラミー賞で2部門ノミネートされる。91年、映画「ロビン・フッド」の主題歌「(Everything I Do) I Do It For You」が全米で7週連続、全英で16週連続No.1に輝きギネス・ブックに載る。
■ 4月24日(日)のゲスト
マライア・キャリー
1970年3月27日、ニューヨーク郊外のロングアイランドで生まれる。母は元オペラ歌手で、レーナー・アンド・ロウの人気ミュージカル、“ペイント・ユア・ワゴン”中の、“ゼイ・コール・ザ・ウィンド・マライア”からその名マライアがつけられた。4歳から歌い始めるようになり、1990年デビュー曲「ビジョン・オブ・ラヴ」が8/4付から4週連続全米NO.1獲得。その後の活躍はご存知の通り、女王マライアが先日8回目の来日を果たして六本木ヒルズも熱狂させた。

「イッツ・ライク・ザット」
ニューアルバム「M IM I」。語源はマライアがごく身近な人達から呼ばれるニックネーム。それだけに名前以上に彼女の素の部分を表している。M IM Iとは「マライアの中のマライア」なのだ。 95年の「オールウェイズ・ビー・マイ・ベイビー」以降、コンスタントにコラボを続けているジャーメイン・デュプリと共同プロデュースした、先行シングル。原題の『The Emancipation of M im i』はこの曲に登場する言葉で、「どこかに遊びに行く時に自分の気分を盛り上げる曲を書きたくて、“今夜の主役はわたし!”と歌っているの」とマライアが説明するように、“ミミの解放”をお祝いするパーティー・アンセムだ。