ベストヒットUSA

■ 7月10日(土)・7月13日(火)のゲスト
ギルバート・オサリバン
本名 レイモンド・エドワード・オサリバン。1946年12月1日アイルランド出身。1972年、シングル「アローン・アゲイン」を発表。全英3位、全米では6週連続第1位(この年の米の年間チャートでも2位)と大ヒットを記録。続いて発表した2ndアルバム『BACK TO FRONT』も全英1位、全米2位をマーク(米盤のみ「ALONE AGAIN」収録)。1991年には、プロモーションのため初来日。翌年、初来日公演(東京、大阪、名古屋)を敢行、大盛況をおさめる。その後、CMやドラマなどのタイアップに楽曲が使用され、日本において今もなお彼の音楽が再評価され続けている。

「アローン・アゲイン」
誰もが一度は耳にしたことがある名曲「アローン・アゲイン」。この曲はギルバート・オサリバンの代表作であるばかりでなく、1972年に発表され全米で6週連続1位を獲得(全英3位)、ポップス史に残る永遠の名曲として世界中で親しまれる。特に日本とアメリカでの人気が高く、アメリカではリリースから92年までの間にラジオで400万回オンエアーされたことから表彰され、アメリカのBMIからFour Million Performance Awardを受賞している。ここ日本での人気は一際高く、数々のTVCM曲やアニメ『めぞん一刻』のテーマ曲に使われたこともある。
■ 7月17日(土)・7月20日(火)のゲスト
サラ・コナー
ドイツ人女性シンガー。23才。2001年「Let's Get Back To Bed-Boy!」でデビュー。本国では21歳でシングル75万枚の売り上げを達成し、ゴールドディスクを獲得している。ファーストアルバム「Green Eyed Soul」は45万枚のセールス。2002年にはEcho-Award賞(国内女性Rock/Pop部門)を受賞。2003年、妊娠というファンには衝撃的ニュースが飛び交うが、初DVDをリリース。3rdアルバム「Key To My Soul」は国内チャートでトップ10に入る。2004年2月フロリダで男の子を出産。

「Bounce」
本国ドイツでは初登場1位を軽々と獲得。アメリカではデビューシングルとなるがチャートで11位。英では14位、豪でも14位と世界的なブレイクが始まりつつある状況だ。
■ 7月24日(土)・7月27日(火)のゲスト
ケヴィン・リトル
セントビンセントおよびグレナディーン諸島出身のソカ・シンガー。27歳。幼い頃から貧困に直面する。生活費を稼ぐため電気技師の資格を取るべくカレッジへと進学。卒業後、税務局へ就職。仕事の合間に曲のアイデアを書き溜めていた。だが、生活していく事で精一杯の彼に職場の同僚が「プロの歌手を目指すべき!」と資金を援助。その後、ヘッドライン・エンターテイメントのアリソン・ハントがケヴィンに無限の可能性を感じ、支援を開始。彼のバックアップでカリブ諸国をはじめアメリカ、UKをツアーで回った彼はReggae/Soca Award 2003でSoca Male ArtistとSoca Songを受賞する成功を収めた。

「ターン・ミー・オン」
2001年に「ターン・ミー・オン」を書いた彼は、地元のプロデューサーであるエイドリアン・バリーと共にこの曲をレコーディング。コンピレーションに収録され、地元のフェスティバルで披露された「ターン・ミー・オン」は、またたく間にカリブ諸国を席巻。その後、日本を始めとする各国の現場でヘヴィー・プレイされ世界中のダンスホール・シーンで大ブレイク。結果的にアトランティックとメジャー契約を結ぶに至った。2003年末にシングルがメジャー・リリースされたイギリスではシングルチャートで初登場2位、その後7週間TOP10にランクインという快挙を達成。今やダンスホール・シーンで最も期待される新人となったのである。
■ 8月7日(土)・8月10日(火)のゲスト
クリスティーナ・ミリアン
キューバ出身の両親の元、ニュージャージーに生まれ、メリーランドで育った。22歳。4才の頃から才能に目覚め、あるミュージカルで役を得、それがディズニー・チャンネルの『ムーヴィー・サーファーズ』への出演へと繋がった。13才のとき、母親ともに女優への可能性を求めてロサンゼルスへ引っ越した。早速、人気ティーン・ドラマ『Charmed』や『Sister Sister』への出演。映画『バグズ・ライフ』では声優も務めた。2000年、「ビトゥイーン・ミー・アンド・ユー」でフィーチャーされたヴォーカルで一気に世界的な注目を浴びた。ブラッドシャイがプロデュースした「AM to PM」は英語圏外でも大ヒットした。

「ディップ・イット・ロウ」
世界的ヒット「AM To PM」から約2年半。あのキュートなミリアンがちょっぴりオトナになって、いよいよ待望のニュー・アルバムを発表した。特に先行してシングルカットされたこの曲は、注目のヒット・メイカー、ブラック・アイド・ピーズのポリー・ポールによるプロデュース。22歳になった彼女がちょっぴりセクシーな演技をこの曲のPVでは見せてくれている。アジアの香りのする着物を身にまとい。ちょっとはだけて肌を見せるセクシーさを強調。黒いペンキに身を任せて踊る。緩やかなミディアム・テンポの曲でティーンから大人の女性へと変化していくSEXをテーマにしている。
■ 8月14日(土)の特集
エルヴィス・プレスリー
本名、Elvis Aron Presley。1935年1月8日生まれ。ミシシッピー州イースト・テュペロ出身。1954年「ザッツ・オール・ライト」でデビュー。56年に移籍したRCAから「ハートブレイク・ホテル」が初の全米No.1となり、キングの歴史が始まる。全米、全世界にエルヴィス旋風を巻き起こした50年代、映画出演が中心となった60年代、そして、ライヴに没頭した70年代と各年代を通して最高のエンタテイナーとして23年間に渡りスーパースターの座に君臨。今までに売り上げたレコード枚数は推定30億枚と言われている。1977年8月16日に逝去。2002年没後25年記念アルバムは、26カ国でNo.1を獲得した。

「好きにならずにいられない」
この曲は、マルティーニの「愛の喜び」というクラシック曲をベースにエルヴィスのために書かれた作品で、'61の主演映画「ブルー・ハワイ」の挿入歌となった。シングル・カットされ全米で2位、全英では1位を記録。'68年のTV特番、通称「'68カムバック・スペシャル」でも名唱を披露し、'69年から再開したライヴ・ステージからエンディング・ナンバーとして歌われ、'77年6月26日のラスト・コンサートまで (1000回以上) 歌い続けた。
■ 8月21日(土)・8月24日(火)のゲスト
NAS
1973年、クイーンズブリッジに生を受けたNasir Ben Olu Dara Jonesのラッパーとしてのキャリアは、ナスティ・ナスの名で参加したメーン・ソースのポッセ・カット "Live At The BBQ" (1991年)に端を発し、当時のニューヨーク・アンダーグラウンド・ヒップホップの粋を結集した1994年の傑作デビュー・アルバム『Illmatic』によって本格化を迎えることになる。デビュー10周年となる2004年は待望の7thアルバム『Street's Disciple』をリリース予定。

「シーヴス・テーマ」
今年、HIP HOP最大の話題となっているNAS初のダブル・アルバムからのストリート・カット。すでにキッズの間で大人気となっているThief's Themeはsummer sonicにてどこよりも早くパフォーマンスを披露。プロデュースはダブル・プラチナムを獲得した前作「God's Son」で大活躍のプロデューサーサラーム・レミ。この楽曲は、泥棒のテーマ、ストリートで強盗するやつ、政治的な盗みをするやつなどあらゆる盗み的な行為をする人たちへむけた比喩的な曲である。
■ 8月28日(土)・8月31日(火)のゲスト
フーバスタンク
全米で凄まじい勢いでブレイクを果たした南カリフォルニア出身の4人組。94年にLA近郊のハイスクールに通っていたダグラス・ロブ(vo)とダン・エストリン(g)が意気投合しバンドを結成。以前からダンとバンドを組んでいたマークー・ラパライネン(ds)が加わり、3人が新聞に出した"バンドメンバー募集"の広告を見てクリス・ヘッス(b)が加入-フーバスタンクが誕生する。ヴォーカルのダグラスは日本人とスコットランド人のハーフ。セルフ・タイトルド・デビュー・アルバム'フーバスタンク'は全米アルバム・セールス100万枚を突破、見事プラチナ・アルバムに輝いた。「ザ・リーズン」はR&Rチャート全米1位。

「SAME DIRECTION」
2004年、バラード「ザ・リーズン」の世界的大ブレイクで一躍スターダムへと上りつめたフーバスタンク。アルバムからの次のシングルは、ハードコアな重厚感のあるサウンドと印象的なメロディー・ライン、巧みなコーラス・ワークが際立つ「セイム・ディレクション」。アルバムのオープニングを飾るハイテンションな曲で、もちろんサマーソニック04でも演奏された。