よみがえれ!東北

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放送内容

2011年12月27日(火)放送】
よみがえれ!東北 ~つながることから、始めよう~

被災地は復興への第一歩を踏み出し始めた。
そんな東北4県それぞれの現状と、復興に取り組む人々の姿勢や思いをテーマに、4回シリーズでお届けするドキュメンタリー。
第1回の舞台は、宮城県。商店街を復活させようと奮闘する3つの試みを紹介する。

そのひとつは、南三陸町の「おさかなロード」と言われる商店街で、地域柄海産物がメインとして製造、加工した商品を数多く販売していた。
震災時に助け合える商店街のネットワーク作りをしてる「ぼうさい朝市ネットワーク」。心が折れそうな町内の人々に元気を届け、そして今までの「物売り」時にいっしょに培ってきた「信用・信頼」をもとに復興に向けた第一歩を歩み始めた。

南三陸町の名物行商おばちゃんが売る炊き込みご飯は、いまや地元の復興に朝を流す人々に欠かせぬ役割に。日々、なんとか確保できた海産物で作った、アサリご飯やホタテご飯の行商を続けながら、「命ある限りこの街で生きる」と語る、名物おばちゃんの故郷復興にかける思いに密着する。

また、もう一つ密着するのは気仙沼市南町商店街。避難所で生活を共にする商店主達が商店街の復活を目指しまずはプレハブの仮設商店街を作ろうと動き出した。
「南町は商業の町、場所が市の中心で自分達が街の中心という気持ちと商人の誇りがある。危惧感とともにこの場所をなくしてはいけない、ここを守る、前にあった街と同じものを作る。生まれ育った街なのでこの町は捨てられない」と強い意気込みがある。
様々な業種40以上が名乗りをあげている。それぞれの商店がそれぞれの得意分野の商売を始め街の再起にかける。