悠久への旅 とっておきの京都
放送内容
2時間スペシャル ばんばひろふみ・桂米二 京の味わい
今回は2時間スペシャル。「いちご白書をもう一度」などのヒット曲で知られる歌手、ばんばひろふみさん、そして、3代目桂米朝の弟子である落語家、桂米二さんに導かれ、ともに京都で暮らす2人にとってなじみの深い、様々な場所を訪ねます。
ばんばさんと待ち合わせたのは、街の中心にある緑あふれる公園。ここにある音楽堂のステージは、ばんばさんが歌手になる前から慣れ親しんだ場所。そして、昭和の初めから愛される喫茶店へ。豪華客船をイメージしたという店内でいただけるのは、コーヒーと手作りケーキ。さらに、京都御苑近くのロールケーキ専門店では、季節の味わいを楽しみます。にぎわう寺町通には、ばんばさんがステージ衣装も作ってもらう洋服店がありました。さらに、そば粉を使った京銘菓の老舗を訪ね、この店の主人が営むもうもう一つのお店で、そば懐石を堪能。最後にばんばさんと長く付き合いのあるライブハウスで、「いちご白書をもう一度」を弾き語りして頂きます。
そして米二さんと待ち合わせしたのは「上方落語発祥の地」と言われる神社。その歴史を伺いながら境内を散策します。さらに三条大橋を渡って訪れたのは、米二さんお気に入りのあられ屋さん。たくさんの種類のあられやおかきが並びます。その隣に建つのは、190年以上の歴史を重ねる「たわし・ほうき」の専門店。ヤシ科の植物「棕櫚(しゅろ)」を使い、職人さん手作りの逸品は、使い込むほど手になじむとか。450年以上続く飴(あめ)の老舗には、はるか昔、幽霊が赤ちゃんに与えたという伝説が残り、この物語は落語にもなっていました。さらに、米二さんが月に一度寄席を開催しているという、うなぎ料理専門店で、米二さんの落語を一席聞かせていただきます。
この地で生まれ育ち、今も暮らし続ける、ばんばひろふみさん、桂米二さんととともに、街に残る、味わい深い場所や品々をたどっていきます。
今回は2時間スペシャル。「いちご白書をもう一度」などのヒット曲で知られる歌手、ばんばひろふみさん、そして、3代目桂米朝の弟子である落語家、桂米二さんに導かれ、ともに京の街で暮らす2人にとってなじみの深い、様々な場所を訪ねます。
ばんばさんが待っていたのは、緑豊かな円山公園。ここにある音楽堂は、ばんばさんが歌手になる前から慣れ親しんでいた場所。今でも年に一度、コンサートを行っているステージには、特別な思いがありました。
さらに、すぐ近くにばんばさんの実家があるという風情ある「石塀小路」を通って、訪れたのは、昭和の初めから愛されてきた「フランソア喫茶室」。豪華客船をイメージしたというレトロな雰囲気の中で、香り高いコーヒーと手作りのケーキを頂きます。さらに、京都御苑の近くにある「シュクル御所南」は、季節の食材を使った、ばんばさんお気に入りのロールケーキ専門店。
昔ながらのアーケードが続く寺町通を歩き、訪れたのは、「オスティア・ジャパン衣 寺町店」。職人さんが手掛ける、着心地のいい生地の風合いや、味わい深いデザインから、コンサートのステージ衣装などでも着用しているといいます。
閑静な住宅街の一角に建つ、ばんばさんお気に入りの和菓子店「そば菓子処 澤正(さわしょう)」。京都の銘菓として知られる、そばぼうろを作り続けています。実は、さらにもう一つ、主人が営んでいるお店があります。「そば茶寮 澤正」は、季節の食材を生かしたそば懐石を、趣き深い空間で頂くことができるのです。
最後に訪れたのは、ばんばさんと長く付き合いのあるライブハウス「都雅都雅(とがとが)」。ここで、名曲「いちご白書をもう一度」を弾き語りして頂きます。
そして、桂米二さんと待ち合わせたのは「北野天満宮」。菅原道真が祀(まつ)られ、学問の神として親しまれているこの神社、実は「上方落語発祥の地」と伝わり、その歴史を物語る石碑も建てられているのです。米二さんから、北野天満宮と上方落語のゆかりを伺い、境内を散策。至るところで、道真ゆかりの牛にも出会います。
続いて訪れたのは三条大橋。豊臣秀吉の命により石柱の橋に改装され、当時の擬宝珠(ぎぼし)が歴史を感じさせます。この橋のたもとに店を構えるあられ屋さん「本家船はしや」。かわいい見た目のボーロ「福だるま」や、京都伝統の「五色豆」などが並びます。その隣に建つのは、江戸時代の創業から190年以上の時を重ねる「桔梗利(ききょうり) 内藤商店」。扱うのは、ヤシ科の植物「棕櫚(しゅろ)」を使い、職人さん手作りの、たわしやほうき。一生ものとして、使い込むほどに手になじむといいいます。
さらに三条通りを歩き、米二さんなじみの「キヨタ精肉店」へ。お気に入りは秘伝のタレで作った自家製の焼き豚。ユニークな手作りのビーフジャーキーも人気を集めているとか。「みなとや幽霊子育飴(ゆうれいこそだてあめ)本舗」は、450年以上続く老舗。この店に置いているのは「幽霊子育飴」のみ。はるか昔、幽霊が赤ちゃんに与えたという伝説が残ります。実はその物語は、落語にもなっているのだとか。
さらに、うなぎ料理専門店「京極かねよ」へ。この建物の2階では、月に一度、米二さんが寄席を開催。米二さんに落語を一席聞かせていただきながら、京の伝統文化への思いを伺います。
この地で生まれ育ち、今も暮らし続ける、ばんばひろふみさん、桂米二さんととともに、街に残る、味わい深い場所や品々をたどっていきます。