悠久への旅 とっておきの京都

  • トップページ
  • バックナンバー
  • 番組内紹介リスト
  • マップ
  • 番組概要

放送内容

トロッコでめぐる嵯峨・嵐山

いにしえより、美しい景色で知られる嵯峨、嵐山。この地の魅力を存分に味わえる乗り物として人気なのがトロッコ列車。運転士である、荘真弓(しょうまゆみ)さんと共に、嵯峨、嵐山の風景をめぐります。
まずはトロッコ列車に乗り、のんびりと揺られながら荘さんおすすめの絶景スポットを満喫します。窓のないオープンな車両は、開放感抜群。終点の亀岡で出会ったのは、地元産の野菜を使った品々。またかわいらしいデニッシュパンのお店も訪れます。
トロッコ嵯峨駅の近くにあるのは、京都の名所を精巧に再現した巨大なジオラマ。実際に使われていたという懐かしいブルートレインにも乗り込みます。
自然豊かな嵯峨の空気を感じながら訪ねたのは、荘さんお気に入りのお店。新鮮な卵を使った味わいを堪能します。また歴史ある街並みが大切に守られてきた場所では、趣ある建物の中を拝見します。
そして、荘さんがとても好きだという寺へ。豊かな表情で微笑みかける、数多くの羅漢像には、この地を愛する人々の思いが込められていました。
トロッコ列車の女性運転士と共に、嵯峨、嵐山の趣を味わいます。

いにしえより、美しい景色で知られる嵯峨、嵐山。この地の魅力を存分に味わえることで人気を集める、嵯峨野観光鉄道の「トロッコ列車」。そんなトロッコ列車の運転士、荘真弓(しょうまゆみ)さんと共に、嵯峨、嵐山の風景をめぐります。
まずは列車の出発の地「トロッコ嵯峨駅」で、荘さんが毎日運転するトロッコ列車の運転席を特別に見せて頂きます。そして列車に乗り込み、いざ出発。窓ガラスのないオープンな車両は開放感抜群。嵐山を彩る大自然の空気を味わいながら進みます。列車は途中、眺めのよい場所で停車。これは車掌おすすめの風景を、乗客にたっぷり味わってもらうための観光鉄道ならではの演出。さらに荘さん自身のおすすめの絶景も教えていただきます。
列車はゆっくりとしたペースで走り、終点の「トロッコ亀岡駅」に到着。亀岡の街を歩いて訪れたのは、黒豆を中心に、地元の野菜や漬物を扱う「豆屋黒兵衛」。丹波の黒豆で作ったロールケーキや、京野菜を使ったジャムなど、ユニークな味わいに出会います。そのすぐ近くにある「ネコのおんがえし」は、姉妹で営むデニッシュパンの店。ネコのしっぽをイメージしたかわいらしいパンを味わいます。
そして再びトロッコ嵯峨駅へ。「ジオラマ京都ジャパン」は鉄道のジオラマを展示しているスペース。80分の1のスケールで精巧に再現された京都の名所に驚かされます。そこには、実際に使われていたという懐かしいブルートレインも。運転席には、ジオラマを走る列車からの風景が映しだされ、運転士気分が味わえるのです。
自然豊かな嵯峨の空気を感じながらのんびりと歩き、訪れたのは「こだわり卵専門店たまごや」。卵の卸売をしている店主が、一般の方にもその美味しさを味わって欲しいと開いたお店。新鮮な卵を使った品々を堪能します。
さらに「京都市嵯峨鳥居本街並み保存館」は、明治時代の初めにこの地に建てられた民家を一般に公開するため、修理や整備をしたもの。趣ある建物の中を拝見します。
荘さんがとても好きな場所だというのが「愛宕(おたぎ)念仏寺」。鎌倉時代より伝わるという貴重な本堂と本尊。そして豊かな表情で微笑みかける千二百羅漢像には、この地を愛する人々の思いが込められていました。
トロッコ列車の運転士と共に、嵯峨、嵐山の趣を味わいます。