悠久への旅 とっておきの京都
放送内容
本上まなみの 暮らす都
東京から京都に移り住んだ、女優・エッセイストの本上まなみさん。彼女と共に、訪れただけではわからない、京の都の魅力を再発見できる場所をめぐります。
普段からよく買い物に訪れるという商店街では、ドーナツ店や青果店、行列の絶えない人気の和菓子の老舗などなじみの店を訪ねます。さらには、新鮮な野菜が手に入るという直売所、そしてすぐそばにある農園で、旬の京野菜にも出会います。平安時代に創建された神社には、ユニークなお守りや一風変わった願掛けがありました。さらに、参道にのれんを掲げる店で、歴史あるお餅も頂きます。また一度訪れてみたかったという京都府庁の中の建物も見学。
そのほど近くにあるのは、京都に引っ越してきて初めてできた行きつけの店。ご主人とひととき、会話を楽しみます。
京の街で日々の暮らしを楽しむ本上さんと共に、この地の奥深い魅力をひもときます。
現在は東京から京都に移り住み、鴨川に程近い自然豊かな場所で暮らす、女優・エッセイストの本上まなみさん。訪れただけではわからない京の街の良さを日々感じている彼女と共に、生活しているからこそ知る、古都の魅力を再発見できる場所をめぐります。
2人が出会ったのは、緑に囲まれた憩いの場「京都御苑」。ここには小さな川が流れていて、季節がよいときには、子どもたちと出かけ、水遊びを楽しむこともあるのだとか。
そして、普段からよく買い物に訪れるという「出町枡形(でまちますがた)商店街」へ。飾らない普段の京都が垣間見える通りには、豆乳で作られたやさしい味わいが人気のドーナツ店「きんぞう」、京野菜が揃う「かね安青果店」など、顔なじみの店が並びます。
さらに、近くにある、常に行列の絶えない人気店、創業110年以上を誇る和菓子店「出町ふたば」も訪ねます。
野菜が大好きだという本上さんが紹介してくれたのは、新鮮な京野菜が手に入る直売所「おいでやす」。旬の京野菜や自家製の漬物が並ぶ店先で、お店の方と話も弾みます。すぐそばにある農園では美味しい京野菜を育てる工夫を伺い、旬のいちごを味わいます。
平安時代に創建された歴史ある社、「今宮神社」には、ユニークなお守りや、一風変わった願掛けがありました。その参道に暖簾を掲げる趣深い店構えの「一文字屋和輔(いちもんじやわすけ)」は、1000年以上続く「あぶり餅」の老舗。軒先の縁台で雰囲気を味わいながら頂きます。
本上さんが一度訪れてみたかった場所、「京都府庁旧本館」は一般にも開放されており、館内の見学が可能。昭和40年代中ごろまで実際に使われていた知事室や府議会の議場を案内してもらいます。
その近くにある手作り豆腐店「入山(いりやま)豆腐店」は、本上さんが京都に引っ越してきて初めてできた行きつけの店。おいしい豆腐を味わいながら、八代目のご主人とともに、ひととき会話を楽しみます。京の街で日々の暮らしを楽しむ本上さんとともに、この地の奥深い魅力にふれていきます。