悠久への旅 とっておきの京都
放送内容
春スペシャル 本上まなみと歩く 古都の暮らし
今回は春の2時間スペシャル。東京から京都に移り住んだ女優・エッセイストの本上まなみさんと、生活する中で知ったという古都の趣を再発見。そして、世界に名高いホテルのコンシェルジュが、お客様を案内するなかで改めて気付いた街の奥深い魅力へと誘います。
本上さんがよく買い物をするという商店街では、ドーナツ店や青果店、行列の絶えない人気の和菓子の老舗などなじみの店を訪ねます。新鮮な野菜の直売所や、すぐそばにある農園で、旬の京野菜にも出会います。平安時代に創建された神社には、一風変わったお守りや願掛けが。その参道にのれんを掲げる店では、本上さんと歴史あるお餅を頂きます。また一度行ってみたかったという京都府庁の中の建物も見学。そのほど近くにある、京都に引っ越してきて初めてできた行きつけの店では、ひとときご主人と会話を楽しみます。
「ザ・リッツ・カールトン京都」では、コンシェルジュの小山さんに、和の心を感じるロビーや、鴨川に面した客室、特別なスイートルームを見せていただきます。そして街に出て、ホテルの客室にも置かれているあられを扱う専門店や、伝統の「西京白味噌(みそ)」を手がける、創業180年以上の老舗へと足を運びます。さらに、新たな盆栽の形を提案するアーティストの作品と出会い、京都らしさを取り入れたお好み焼きや、店主が自家焙煎(ばいせん)で丁寧にいれたコーヒーを味わいます。そして、江戸時代から続く提灯(ちょうちん)の老舗に代々受け継がれる繊細な技とにも驚かされます。
京の街に深く通じた本上さんとコンシェルジュに導かれ、この地に残るいにしえの風情と、新たな魅力を訪ねていきます。
今回は春の2時間スペシャル。東京から京都に移り住んだ女優・エッセイストの本上まなみさんと共に、この地で生活して知ったという、古都の趣を再発見できる場所へ。そして、世界に名高いホテル「ザ・リッツ・カールトン京都」のコンシェルジュ・小山明美さんと、多くのお客様を案内するなかで改めて気付いた、街の奥深い魅力をめぐります。
本上さんが、しばしば足を運ぶ「京都御苑」。緑のなかを流れる小川で、お子さんたちと水遊びを楽しむこともあるとか。そして、よく買い物をするという「出町枡形(でまちますがた)商店街」には、豆乳ドーナツが人気の「きんぞう」や、京野菜が揃う「かね安青果店」など、なじみの店が並びます。その近くにある老舗和菓子店「出町ふたば」の豆餅は、本上さんお気に入りの一品。さらに、農家直売の店「おいでやす」に並ぶ旬の京野菜や自家製の漬物なども大好きなのだといいます。折に触れて訪れるという、平安時代に創建された「今宮神社」にあるのは、一風変わったお守りや願掛け。さらに参道の老舗「一文字屋和輔(いちもんじやわすけ)」では、1000年以上続く「あぶり餅」を堪能します。本上さんが一度訪れたかった「京都府庁旧本館」では、昭和40年代まで使われていた知事室や府議会の議場を案内してもらいます。さらに、近くにある京都で初めてできた行きつけの店「入山(いりやま)豆腐店」では、手作り豆腐と、ご主人との会話を楽しみます。
後半は、2014年2月オープンの「ザ・リッツ・カールトン京都」。そのコンシェルジュをつとめる小山さんに、源氏物語をコンセプトにしたホテルのロビーや、鴨川の眺めが素晴らしい客室、特別なスイートルームなどを見せて頂きます。街では、小山さんがお客様をよく案内するという、あられの専門店「宗禅(そうぜん)」へ。ザ・リッツ・カールトンの客室にも置かれているという、ちょっと変わったあられを味わいます。小山さんお気に入りの老舗「本田味噌(みそ)本店」では、様々なみそや、歴史を物語る貴重な品々を拝見。そして、最近人気の高まっている盆栽の新しい形を提案する「Re:planter」(リ・プランター)では、ガラスの中に美しい自然が再現されていました。外国からの宿泊客にも紹介するという先斗町(ぽんとちょう)の「鉄板 みつ喜」では、京都らしい好み焼きを堪能。小山さんおすすめの「カフェ・デ・コラソン」では、厳選した豆を自家焙煎(ばいせん)したコーヒーを頂きます。また、江戸時代から伝統の提灯(ちょうちん)を作り続ける「小嶋商店」で、「京・地張り提灯」の繊細な技に触れます。
京の街に深く通じた本上まなみさん、そしてコンシェルジュに導かれ、この地に残るいにしえの風情と、新たな魅力を訪ねていきます。