悠久への旅 とっておきの京都

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放送内容

八ッ橋と京の彩り

京都銘菓の老舗「聖護院八ッ橋総本店」の長女で、現在は専務取締役を務める鈴鹿可奈子さんと共に、さまざまな京の彩りに出会います。
鈴鹿さんの家が営む店で見つけたのは、生八ッ橋より古いとされる、細長い形をした「聖護院八ッ橋」。そのはじまりにまつわる物語が、平安時代から続くと伝わる、由緒ある寺院に残されていました。さらに、鈴鹿さんがオープンさせた新しいお店では、色鮮やかな可愛らしい生八ッ橋を味わいます。
鈴鹿さんが家族ぐるみでお付き合いがあるという豆菓子専門店にも、赤・白・黄・緑・茶の5色をあしらった色鮮やかな逸品がありました。歴史を重ねた「お香」、「風呂敷」の老舗では、歴史の中に今を取り入れた、彩り豊かな品々に出会います。
さらに、鈴鹿さんお気に入りの禅寺では、京都が誇る名庭を眺めながら、降りしきる雪の中、幻想的な風景を堪能…。
八ッ橋の伝統を受け継ぐ鈴鹿さんとともに、京の街のみやびな美しさを訪ねます。

京都銘菓・八ッ橋。その老舗の1つとして知られるのが、創業326年を誇る「聖護院八ッ橋総本店」。今回はその家の長女で、現在は専務取締役を務める鈴鹿可奈子さんと共に、伝統とともにはぐくまれた、京の彩りを訪ねます。
鈴鹿さんの家が営むお店で出会ったのが、生八ッ橋より歴史が古いという、お琴のような細長い形の「聖護院八ッ橋」。店の由緒にもつながる物語をひも解くことのできる場所が、平安時代から続くと伝わる由緒ある寺院「金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)」。鈴鹿さんも幼い頃からよく訪れるというその場所には、八ッ橋の始まりの物語が残されていました。
2011年に鈴鹿さんがオープンさせたお店「nikiniki」(ニキニキ)。ショーウィンドーに並べられているのは色鮮やかで可愛らしい新感覚の生八ッ橋。その場で自由にトッピングを選び、新たな味を楽しみます。
「豆政」は、鈴鹿さんが家族ぐるみで付き合いがあるという、歴史ある豆菓子の専門店。エンドウ豆に、赤・白・黄・緑・茶という華やかな5色をあしらった逸品「夷川五色豆(えびすがわごしきまめ)」を味わいます。そこには、どちらも京みやげとしてよく知られる「八ッ橋」と「五色豆」の意外なコラボレーションも…。
江戸時代創業のお香の老舗「松栄堂」には、色や形、デザインなどもさまざまな線香やにおい袋などが並びます。鈴鹿さん愛用の品とは?
さらに、風呂敷の専門店「宮井」では、モダンなデザインと色使いが斬新なさまざまな風呂敷を拝見。ワインボトルを美しく包む方法も教えて頂きます。
鎌倉時代に創建された名高い禅寺「東福寺」は鈴鹿さんお気に入りの寺院。特に好きだという「国指定名勝 東福寺本坊庭園」は、昭和の作庭家・重森三玲の手によるもの。降りしきる雪の中、幻想的な風景を堪能します。
八ッ橋の伝統を受け継ぐ鈴鹿さんとともに、古都を彩る、さまざまな美しさと出会います。