悠久への旅 とっておきの京都

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放送内容

都の路地と京みやげ

京都の長い歴史を感じられる趣きある「通り」。そこから奥へとつながり、知る人ぞ知る名店のある「路地」。京都に暮らし、さまざまな方面で活躍する、服飾評論家の市田ひろみさんと共に、趣ある通りを歩き、路地にある名店の数々に出会います。
まず訪ねるのは、「押小路通(おしこうじどおり)」から少し入ったところにある、京菓子の老舗が開いたカフェ。江戸時代に高瀬川を行きかう船が積み荷を降ろした場所「一之船入(いちのふないり)」を眺めながら和のスイーツに舌鼓を打ちます。さらに歩いた細い路地の先にあるのは京友禅の老舗とチョコレートの名店。
京の街を南北に貫く「寺町通」も市田さんがよく訪れる通り。お気に入りは味わい深い漆器の老舗と、そのすぐ向かいにある紙の専門店。さらに通りを北へ向かった先にある紫式部ゆかりの寺では美しい庭に心なごみます。
京を訪れると楽しみなのが「おみやげ」。数ある店の中から市田さんおすすめの味を訪ねます。チリメン山椒(さんしょう)発祥と言われる老舗や、大文字山のふもとにのれんを掲げる金平糖の専門店。江戸時代から変わらないという、その作り方とは?
風情あふれる路地をめぐりながら、味わい深い名店と、伝統の京みやげを訪ねます。

古都の長い歴史を感じられる趣きある「通り」。そこから奥へとつながり、地元の人だけが知る店がひっそりと建つ「路地」。服飾評論家の市田ひろみさんと共に、趣ある通りを歩き、路地にある名店を訪ねます。
風情漂う「押小路通(おしこうじどおり)」から少し入ったところにあるのが、「あんカフェル・プティ・スエトミ」。京菓子の名店として知られる「末富」が出したカフェ。江戸時代に高瀬川を行きかう船が積み荷を降ろした場所「一之船入(いちのふないり)」を眺めながら、末富特製のあんパンをいただきます。
さらに足を進め、高瀬川沿いの「木屋町通(きやまちどおり)」から細い路地を入ると京友禅を扱う「岡重(おかじゅう)」へとたどり着きます。ここで出会うのは明治からコレクションしているという美しい生地。その一階にあるのはチョコレートの専門店「サロン・ド・ロワイヤル京都」。
市田さんがよく通るという「寺町通(てらまちどおり)」でのお気に入りは漆器の老舗「象彦(ぞうひこ)」。店の中に並ぶ、味わい深い品々を拝見。そのすぐ向かいにある紙専門店「紙司(かみじ)柿本」では、さまざまな美しい紙に触れます。寺町通りをさらに北に向かったところにある市田さんがよく訪れるという寺「廬山寺(ろざんじ)」は、紫式部の邸宅跡に建つ寺院。源氏物語にちなんだ庭で癒しのひとときを過ごします。
そして京を訪れると楽しみなのが、おみやげ。数ある店の中から市田さんおすすめの味を訪ねます。みやびな空気漂う祇園に店を構える「はれま」。今では京の名物となった「チリメン山椒(さんしょう)」の発祥の店なのだとか。二軒目は大文字山のふもとに建つ「緑寿庵清水(りょくじゅあんしみず)」。ここは日本で唯一の金平糖専門店なのだとか。さまざまな味わいのある金平糖を頂き、さらに江戸時代から変わらないという作り方を見せて頂きます。
京都で活躍する市田さんとともに、風情あふれる路地をめぐりながら、味わい深い名店と、伝統の京みやげを訪ねます。