アマンド霞町店 (2月21日(木)・28日(木))
今回訪ねたのは、西麻布にあるアマンド霞町店。 1946年に創業した洋菓子の老舗・アマンドは、待ち合わせスポットの定番、六本木店をはじめ、銀座や日比谷など12のショップをもつ。霞町店は、1966年のオープン以来、アマンドカラーとも呼べるピンクと白のパーツ、大理石を敷き詰めたゴージャスな、ら旋階段など数々のモダンデザインが、今も姿を変えず残っている。
アマンドという文字を一文字ずつ大胆に並べた黒い出窓と、色とりどりの小石を無数に散りばめた印象的な外観。 わずかに前傾した窓ガラスは、1960年代に流行した設計。
ピンクと白のポップなアマンドカラーをいたるところに施した店内。 円形にくぼんだ正方形のパネルを並べた白い天井は、シンプルながらも、光の加減で様々な表情を作り出す立体的デザイン。
エレガントな雰囲気の旋階段。荒々しく切り出した大理石で覆われた壁には、明かり取りを無造作に配置。ヨーロピアンなデザインのガラス製シャンデリアが、重厚な空間に繊細な光を放って浮かび上がる。