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トウキョウタイムレスデザイン

東京カテドラル聖マリア大聖堂
(2月7日(木)・14日(木))

今回訪ねたのは、1964年に完成した東京カテドラル聖マリア大聖堂。
設計は、東京オリンピック国立屋内総合競技場で知られる、丹下健三。
銀色に輝くステンレスの外装は、キリストの光をイメージ。39mもの高さがある天井と、迫りくるかのように湾曲したコンクリートの壁が劇的な印象を与える礼拝堂は圧巻。直線と曲線を組み合わせて設計された、戦後最高の教会建築と言われている。

放送バックナンバー
  • 東京カテドラル聖マリア大聖堂 文京区関口3-16-15
    03-3941-3029

今回のポイント

  • ステンドグラス

    大聖堂を見守るように配置された暖かな色合いのステンドグラス。
    外から差し込む光が、大きな十字架を包み込み、まさに荘厳な雰囲気。

  • コンクリート打ち放しの壁

    美しくねじれたコンクリートの壁。
    コンクリートを少しづつ重ね合わせた工法により、生み出された独特な曲線。当時の最新技術においてもでも大変な施工と言われた。

  • 明かり取り

    天井にまで達する巨大な窓から、大聖堂へと降り注ぐ柔らかな太陽の光。
    計算されたデザインの明かり取りによって、無機質なコンクリートの空間に荘厳さを生み出している。

  • ら旋階段

    パイプオルガンへと続くらせん階段は、木材を使用した有機的デザイン。
    支柱に絡みつくようにスパイラルを描く。渦巻く階段にそって、木板を一枚一枚並べ温かみある空間に。

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