玉木宏の秘境ふれあい紀行

玉木宏の秘境ふれあい紀行

  • トップページ
  • バックナンバー

放送内容

第23回 奈良県・十津川村~熊野古道 〒637―□□□□

今回は、世界遺産・熊野古道が通る奈良県・十津川(とつかわ)村で“こころのふるさと”を探します。十津川村は東京23区を合わせた面積よりさらに広く、ひとつの村としては日本最大の面積を誇り、その9割以上が森林に覆われています。

まず訪れたのは“谷瀬(たにぜ)の吊り橋”。長さは297メートルで生活用鉄線の吊り橋として日本一の長さを誇っています。高さは54メートル。足がすくむような高さですがこの橋をスタスタと渡った玉木、谷瀬集落へと入りました。

静かな集落を散策していると、元気なお母さんに出逢います。お庭になっていたのはヤマモモの実。食べてみるとそのお味は…?玉木の表情に注目です。お母さんのお宅では郷土料理“めはり寿司”作りに挑戦することに。寿司と名が付いていますが海苔の代わりに高菜の葉でごはんを包むおにぎりのこと。番組でおにぎりを作ることが多い玉木ですが、はたして上達しているでしょうか?完成した“めはり寿司”を携えて、お母さんのおすすめ、秘境・瀬野の滝へと向かいます。絶景を眺めながら手作りの“めはり寿司”の味を堪能しました。

世界遺産・熊野古道は聖地へと通じています。平安時代、貴族たちの篤い信仰を集めた熊野三山。江戸時代になると庶民もこの熊野古道を通って参詣に訪れるようになりました。

今回、玉木が歩いたのは熊野古道の一つ、“小辺路(こへち)”です。先人たちが歩いた道を巡り、たどり着いたのはその名も果無(はてなし)集落。周囲の山々を見下ろす馬の背の様な尾根に田んぼが作られていました。農業には向かない地形でも工夫をこらしながら暮らしてきた人々。元気に畑仕事を続ける91歳のおばあちゃんのお話を聞くことができました。旅路の果てに、玉木宏が見つけた"こころの秘境"とは?お楽しみに!