玉木宏の秘境ふれあい紀行

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放送内容

第14回 特別編 奥出雲~倉吉・三朝(みささ)の旅

俳優・玉木宏が“心の秘境”を探る旅に出て、はや半年。前回に引き続き今回も特別編をお送りします。今回は特に反響の大きかった奥出雲と倉吉・三朝を巡る旅から厳選してお届けします。
今回の旅は赤い瓦屋根が印象的な鳥取県倉吉市の街並みを散策することからはじまりました。歴史情緒漂う町並みを楽しみながら、偶然訪れたお店でこの地方の新名物の梨“新甘泉”を頂くことに。糖度が高く、シャリシャリとした食感に舌鼓。みずみずしい梨で喉の渇きを潤してくれた、お店のお母さんから放送後に葉書が届きました。特別編では旅先でお世話になった方々から玉木に寄せられたポストカードもご紹介します。
さらに倉吉市の隣、三朝町へ。温泉地としても名高いこの町には日本一参拝が難しいといわれる“三徳山三佛寺”があります。険しい道のりを越え、辿り着いたのが断崖の上に建つ文殊堂。そこからの幻想的な光景に思わず玉木も言葉を失います。
続いては、神話の里とも言われる島根県奥出雲町を訪れます。町を歩いていると小さな看板を発見。そこはタタラと呼ばれる奥出雲独自の製鉄技術を受け継ぐ鉄製品の工場(こうば)でした。古代から続く伝統を守るご主人の職人技に玉木は夢中でシャッターを切ります。ご主人から贈られた世界に一つしかない鋼(はがね)の包丁はこの旅の宝物となりました。
旅のクライマックスでは、地元の方が密かに愛す“三重(さんじゅう)の滝”へ。この滝の周辺にはあの特別天然記念物も生息すると聞き、童心に返って探す玉木の様子は番組屈指の名シーンです。
今回もガイドブックには載っていない、とっておきの秘境を巡ることができました。それは忘れかけていたニッポンのありのままの姿でした。