インタビュードキュメント 勝負の瞬間(とき) アスリート×二宮清純 スポーツ界には、現代日本を代表する人間像がある。アスリートには、新しい発想と戦略を感じる・・・。

平成の日本競馬界を牽引する男 馬と共に跳ぶ!JRA騎手・武豊

数々の輝かしい記録を打ち立て、ファンに鮮烈な記憶を残してきた。日本競馬の歴史を塗り替え、競馬に対する世間の受け止め方すらも変えた男・武豊(41)に、スポーツジャーナリスト・二宮清純がロングインタビュー。
通算3300勝を超えた今でも衰えることのないレースへの熱い想い。世界を相手に闘うアスリートとしての軌跡。馬と共に生きる男、武豊の真実に迫る。

見どころ

輝かしい記録の裏には・ ・ ・
「たくさん負けてきましたよ・ ・ ・ 」。3300を超えた輝かしい勝利の数。しかしその裏には、12000回以上の敗北があった。就寝前に頭に浮かぶのは、敗戦の悔しさだという。武豊はいかにして、敗北の悔しさを勝利の喜びへと繋げてきたのか?

医師をも驚かせた!驚異の肉体
3月27日、阪神競馬場は騒然となった。武豊が騎乗していた馬が転倒。自身も落馬し、鎖骨骨折などの重傷を負った。現在も療養中だが、桜花賞、皐月賞での騎乗は叶わない。
さらにホースマンとして最大の目標である日本ダービーに間に合うかも微妙な状況だ。
今回のインタビューで彼は、以前、落馬負傷した際の治療についても語っている。予想を上回る武の回復力に医師も驚いていたという。その陰にあったのは、「レースに復帰するために毎日何かをする」「良いと言われたことは全部やる」という前向きな武の姿だった。

最強馬 ディープインパクトへの想い
「間違いなく世界一強かった」。何千頭もの馬に騎乗してきた武豊が、その馬に跨った瞬間に感じたのは「初めての感覚」だったという。もし叶うことならば、もう一度一緒に走りたいという凱旋門賞。今も残る無念と後悔・ ・ ・ 。
武だけが知る、最強名馬ディープインパクトの強さ。ディープを超える馬は現れるのか?

挑戦の日々
史上初、史上最年少、史上最速・ ・ ・ 。数々の前人未到の記録を打ち立ててきた武豊。それでも新たな挑戦の日々は続く。41歳と円熟期を迎えた今、目指すべき到達点はどこにあるのか?

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