インタビュードキュメント 勝負の瞬間(とき) アスリート×二宮清純 スポーツ界には、現代日本を代表する人間像がある。アスリートには、新しい発想と戦略を感じる・・・。

引退目前!波乱の格闘技人生をどう締めくくるのか?挑み続ける柔道家・吉田秀彦

2010年4月25日、日本武道館で一人の柔道家が現役生活にピリオドを打つ。
吉田秀彦、40歳。バルセロナ五輪柔道78kg級で金メダルを獲得し、総合格闘技に転向後は世界の強豪ファイターと激闘を繰り広げてきた。青畳の上での伝統武道で世界の頂点を極めながら、その栄光にとどまることなく四角いマットに身を投じた男の、無骨で真正直な闘いぶりは多くの人々に夢と感動を与えた。
「勝負の瞬間(とき)」第12回は、この吉田秀彦に二宮清純がロングインタビューを敢行。
波乱に満ちた格闘技人生の集大成を目前にして、彼は今、どのような境地でいるのだろうか?

見どころ

バルセロナ五輪金メダル!栄光の裏側
1992年、バルセロナ五輪。吉田秀彦は柔道78kg級で見事金メダルを獲得した。その後もアトランタ、シドニーと五輪に3大会連続出場。世界選手権にも4度出場し、優勝を収めるなど、名実ともに1990年代の日本柔道界を牽引した男の一人だ。この偉大な柔道家・吉田秀彦はどのようにして生まれ、成長し、数々の栄冠を勝ち取ったのか? 不良だったという少年時代のエピソードから、最強を極めるまでの軌跡、そして勝利を手に入れる“奥義”について聞く。

四角いジャングルで金メダリスト・石井慧に勝利! 波乱万丈の闘いの日々
2002年8月、柔道の第一線から退いた吉田は、総合格闘技デビューを果たす。ヴァンダレイ・シウバ、マーク・ハント、ミルコ・クロコップら世界の強豪との激闘に加え、柔道界の先輩・小川直也、北京五輪柔道100kg超級金メダリスト・石井慧とも対戦、見事勝利を収めた。柔道家として功なり名を遂げた彼を、打撃技もある新たな闘いへと導いたものはいったい何だったのか? そしてその結果、彼が得たものとは・ ・ ・ ?

引退試合を目前にして・ ・ ・今後の吉田秀彦が目指すもの
4月25日、日本武道館で吉田秀彦の引退試合が行われる。最後の大一番を前に、彼は今、どのような心境なのか? そして引退後の人生をどのように見据えているのか?

見どころ
見どころ
バックナンバー  TOPへ