STYLE BOOK

「キャンピングカー」 (10月6日(土)放送)

番組の75回目のテーマは「キャンピングカー」。
子供の頃、心躍らせた秘密基地の様な場所を大人になってからも、求め続けている。
そして、その一つの答えが、キャンピングカー。

好きなモノだけ詰め込んで楽しいことだけするためにどこへでも出かけていく車。
この車は、自分のためだけにある非日常の自由な空間。
だからこそ、この空間を、あえて秘密基地と呼びたい。

フォード ホライゾン 17ft
5.7Lのガソリンエンジンを心臓とする
全長5.5メートル、全幅2メートルのキャンピングカー
日本では大きく感じるが、欧米のキャンピングカーとしては小振りな方。
どこか山小屋を連想させる様なカジュアルな内装は利便性を追求した作り。
キャンピングカー先進国であるアメリカ製の車であるだけに、細部に至るまで様々な工夫が盛り込まれている。また、シャワーが当たり前のキャンピングカーであるのに、この車にはバスタブがしつらえてあり、よりリラックスできる様になっている。
ベッドはフロアのソファと運転席の上部の2カ所に用意され、それぞれ2名ずつ、合計四人が宿泊することができる。

三菱ローザ 特注キャンパー
日本車をベースにした7名が乗車可能な、5.2Lディーゼルエンジンのキャンピングカー。両側全面に大きな窓がしつらえてあるので、自然の景観を楽しむにはもってこいの一台。また後部座席はフルフラットになるので、キングサイズベッド並みの大きな空間でくつろぐことができる。生活に必要な電源や水など日常と変わらぬ設備が整い、キッチンも充実しているので、長い期間旅に出ても、不自由な思いをせずに過ごすことができる大人数でも楽しめる快適さを追求した一台だ。

ウィネベーゴ・ミニー 321RB
全長6.8メートル、全幅2.5メートルの大きめのボディを7.5Lの大排気量で駆動するアメリカンな一台。キャンピングカーの大手ビルダー、ウイネベーゴの自信作。
天然木でまとめられたインテリアは高級感があり、シートの素材座り心地共に極上ホテルの一室であるかのような快適さを持っている。電子レンジやガスオーブン、2ドア冷蔵庫とキッチン周りも充実しており広めのシャワースペースや、使い心地の良い洗面台なども快適さを感じさせる。ベッドも運転席の上部とフロアに6人分が用意され、まさに至れり尽くせりの充実した装備だ。

キャンピングカーに乗ってわかること。
それは今、自分が何を求めているか、ということ。

仕事と生活に追われる中では、感じられない、見つからない本当の自分の姿が、ここでは明らかになってくる。
もっと休みたいのか、もっと動きたいのか、もっと考えたいのか自分だけのスペース、秘密基地、キャンピングカーの中ではそのことがはっきりとわかってくる。

さあ、自分が求めているものを知るために
秘密基地に乗って、冒険に出かけよう。