番組の７０回目のテーマは「進化するアナログ」。
熱狂に浸る音楽がある。気分を高める音がある。
でも一日の終わりには優しい音に出会いたい。

デジタル主流の現在でも、アナログオーディオの再評価とともに新譜のレコードが続々と販売されている。
中でも、今年リリースされた「名盤ＬＰ１００選は、単なる復刻とは違う。
通常１２０グラム程度のレコードが、２００グラムの超重量盤となっている。
これが安定し音をもたらす。
あたらなカッティングと最新の技術によってオリジナルのレコードよりも格段に温室が向上している。

そもそもアナログとは「連続量」という意味。
つまり情報がブツブツに途切れていないことを指す。
一方デジタルはとびとびなデータで表示再生すること。
それは方式の違いであり、本来、音質の優劣を決めるものではない。