STYLE BOOK

「ポロシャツ」 (5月26日(土)放送)

番組の56回目のテーマは「ポロシャツ」

あなたにとってポロシャツはどのような存在であるだろうか?
気構えることなく着ることのできる楽な洋服。
テニス、ゴルフなどのスポーツをする時に着るもの。
日曜日のお父さんを連想させるアイテム。
どうもポロシャツは、お手軽で簡単な洋服であると思われているようだ
しかし知れば知るほど、ポロシャツの魅力は深い。

ポロシャツといわれ「ラコステ」のポロシャツをイメージする人も多いはずだ。
ワニのマークが胸に輝くポロシャツが定番中の定番なのにはワケがある。
1920年代に活躍し、数々の伝説を残すテニス界のスーパースター、ルネ・ラコステ。
上流階級のスポーツ テニスでは、ワイシャツを袖まくりををしてプレーするのが当たり前の時代。ファッションにもこだわりを持つ彼が、品格を保ったままで、自由に動き回る機能的な服を考案した。
そのシャツこそが、ポロシャツだったのである。

「ラコステ L1212」
1933年ルネ・ラコステがラコステ社を創業して以来70年以上たった今も
デザインをほとんど変えることなく作り続けられている
鹿の子編みの襟付きシャツ
まさに定番中の定番と呼べるポロシャツ
ラコステは創業と同時に完成型を作り上げていたのだ。
ラコステは変わらない
70年以上も、ひとつのスタイルを守り続けている
機能と品格。創業者ルネ・ラコステがコートの上で完成した形は、
当時、熱狂的に支持され、そして今も同じように愛されている。

ポロシャツ侮ること無かれ
もう一度、新たな気持ちでボクらはポロシャツに袖を通そう。