STYLE BOOK

「天体」 (11月25日(土)放送)

番組の34回目のテーマは「天体」。
星空を見上げよう。そして何か素敵なことを思い描こう。

1969年7月20日。
アポロ11号のアームストロング船長は、月面に人類最初の一歩を記した。
それから35年余り。
スペースシャトルでの宇宙開発が進み、民間人の宇宙旅行も実現している。

小さい頃、星を見上げたことは誰にでもあるはずだ。
暗闇の中に浮かぶ小さな星の光を見つめると、それは時に「癒し」となり、また時に「想像力の源泉」となる。

コペルニクスやティコ・ブラーエは星の観察を続けることで、地球もまた星の仲間であるという結論にたどり着いた。
ガリレオは天体学を学ぶことで、物理学をも進化させた。
ニュートンは引力を発見し、アインシュタインは相対性理論を完成させた。

彼らは皆、夜空の星から多くのことを学んだ。
星の光が彼らの発想をふくらませた。

星空を見上げよう。
そこは、想像力をかき立てる玉手箱なのだ。