STYLE BOOK

「ナイフ」 (9月16日(土)放送)

番組の第25回のテーマは「ナイフ」。
「ナイフは道具の王様である」日本を代表するデザイナー、川崎和男氏 はこう語る。
「なぜならば、ナイフ一本あればどんな道具も作ることができるから」
ナイフほど機能とデザインが強く結びついているモノはない 。

「近代カスタムナイフを創った男」「ナイフの神様」と呼ばれるR.W.ラブレスのナイフは、その高い完成度、品質、無駄のないデザインで、世界中から愛され、モノによっては値段がつけられないほどの価値があるという。

そのラブレスに認められ、ラブレスのモデルを復刻することが許されて いる唯一の日本人がいる。
相田義人。かれも世界中にファンが多く、注文してから手元に届くまで 数ヶ月かかるほどの人気がある 。

そして元グッドデザイン賞審査委員長の川崎和男もナイフ作りに、デザ イナーとしての魅力を感じ、オリジナルのナイフを作っている。

越前打刃物、700年の伝統を受け継ぎ、未来へ伝えていこうと 作られた「タケフナイフビレッジ」からうまれたTAKEFUブランド のナイフは、まさに彼のデザイン哲学の結晶である 。