STYLE BOOK

「ジーンズ」 (9月9日(土)放送)

番組の第24回のテーマは「ジーンズ」。
かつて憧れのジーンズはメイドインUSAだった。
しかし今や世界のファッション業界で常識となりつつある事実。
「世界最高峰のデニムはメイドインJAPAN」。

戦後日本に入ってきたジーンズは、若者文化の象徴となり、今や日本に根付き、文化となった。

日本製の生地にこだわり、裁断から縫製まで全てを日本で行うブランドがある。
備後絣の産地で知られる、備後地区。
広島と岡山の県境で産声を上げた「ブルーウェイ」。
50年代のヴィンテージを徹底的に研究。糸一本まで分解したという職人のこだわりと最高のデニム生地が出会い、シンプルなシルエットを生み出した。

著名なデザイナーのイブ・サンローランはこう言ったという。
「出来ることなら、私がブルージーンズを発明したかった」

僕らはジーンズと共に、生きてきた。
自分にふさわしいジーンズを探し求め、様々なジーンズを履きついで来た。
そして日本人にふさわしい、日本のジーンズがあることに気がついた。