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「ライカ」 (8月19日(土)放送)

番組の第21回のテーマは「ライカ」。
高度8650メートルの上空から落下しながら、その形をとどめたライカ。
タフを要求される報道写真の現場で、ライカは数々の伝説を生み出した。

ライカの歴史は1913年に生み出されたウル・ライカに始まる。
技術者オスカー・バルナックは35ミリの映画フィルムの二コマ分を使用して写真を撮る当時としては画期的な小型カメラを作成。
そして1954年。名器として名高いM3が誕生する。
レンジファインダーを備えたこのカメラは、当時の最新技術がすべて盛り込まれたものだった。

戦場で、過酷な場所で、ライカはいくつもの伝説を作った。
ライカは他のカメラとは違うストーリーの上に成り立つカメラなのだ。