STYLE BOOK

「灯り」 (6月17日(土)放送)

番組の第12回のテーマは「灯り」。

世界的建築家のイサム・ノグチは灯りを光の彫刻と表現した。
彼の作品は月明かりのような優しい光で心を落ち着かせてくれる。

日本では「灯り」はろうそくが主だった。
音を見て、香りを聞く。
そんな時代から「灯り」は人々の心を和ませる力を持っている。

本来人間にとって灯りとはなにか?
六本木ヒルズから金閣寺まで、ライティングデザインを手掛ける内原智史はこう語る。
「均一な明るさは、人間にとって快適なものではない」

「灯り」の先に見える、豊かな世界を感じ取る。