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「地図」 (4月1日(土)放送)

番組の第一回目のテーマは「地図」。
「グーグルアース」の登場。
「震災時帰宅支援マップ」の爆発的な売り上げ。
今、「地図」が注目を浴びている。

例えば、古地図。

街道の名前、宿場の位置、名産の品。その時代の人々が必要としたものが、地図の上には重ねられている。地図を見れば、その時代に求められていたものが手に取るように想像できる。
そして、今の地図。
カーナビに代表される「位置情報」だけではない。
世界を切り取るひとつの手法として「地図」がある。
当然のようにアメリカの地図と日本の地図は違う。それは世の中を見つめる角度が違うことを意味している。

政治・経済・社会・スポーツなどの分野を「地図」で表現したもの。
食文化から離婚率、携帯電話の普及率、コンビニエンスストアの店舗数などを
「地図」の上に重ねられ、ビジュアルとしてそれぞれの場所の個性が分かる。
「地図」を通して、今の人々が「世界」を見る視点を覗いてみたい。