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2011年8月20日放送  「伝統工芸を今に活かす」





世界的なデザインの祭典ミラノサローネ。
今年も多くの日本企業が参加する中で注目を集めたのが、
日本独自の文化、生活スタイルを全面に押し出した商品だった。
それは日本伝統の風呂文化を世界に提案した新しいバスルーム。
最先端テクノロジーが可能にしたきめ細かいクリーム状の泡に包まれるようにして入浴する。
ミラネーゼを驚かせた最先端の技術とアイデア。
日本だから生むことができる新しいデザイン。
その背景にはやはり日本独自の伝統があった。

日本には独自の美意識とライフスタイルから生まれた道具やデザインが数多く存在する。
長い年月を経て受け継がれてきたそれらは実用性と美的価値を兼ね備えている。
自然と調和したデザインが心地いい。
日本の伝統工芸には優しさと温もりがある。

伝統は現代社会の中で色褪せるものではなく、より輝くものだ。
そして、デジタル化がすすむ今だからこそ必要とされている。
この世界に誇るべき日本の伝統を現代の生活で活かすことで
世界はより豊かになるはずだ。

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