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2011年2月26日放送  「旅をデザインする ~水戸岡鋭治の仕事」





今、鉄道が、とりわけ新幹線が注目を浴びている。
昨年12月には東北新幹線が新青森まで延伸し、東京から最速3時間20分で結ぶ事となった。
そして来月12日には九州新幹線が全線開通する。
これにより、新幹線は青森から鹿児島まで繋がる。

その新大阪から直通する新型新幹線のデザインを担当したひとりがインダストリアルデザイナー水戸岡鋭治。
水戸岡がデザインする車両には「旅」を楽しむための工夫がぎっしりと詰め込まれている。

こうした列車に一度でも乗ってみるといい。
普通の車両で出掛ける旅よりも、充実したものになる。
間違いなく最高の旅となる。
列車に乗る事で、旅はより深みを増し、心に残るものとなる。

飛び乗った列車で、どこまでも走っていく。
そんなちょっと我が儘な旅も列車は応えてくれる。
乗る。降りる。眺める。
自分だけの旅をデザインする。
そんな裾野の広さが鉄道の魅力だ。