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2011年2月19日放送  「散歩という名の冒険」





通勤途中、足早に通り過ぎていた公園。
いつも下から眺めるだけだった階段。
誰もいない場所を自分の足で歩いたからこそ好奇心のおもむくままに歩みをすすめてみると、見慣れた街の新たな魅力に気づくかも知れない。

いつもと同じことをしていたのでは新しい結果は生まれない。
誰もいない場所を自分の足で歩いたからこそ味わう喜びがあるのだ。
子供の頃、白い息を吐きながら、時間も寒さも忘れて、一日中歩き回った。
大人になった今、あの喜びを忘れてはいないだろうか。
目線はあの頃よりもぐっと高くなった。
きっと風景も違って見えるはずだ。
だから何も遠い外国まで行かなくてもいい。
気の向くまま、思いのままに歩いてみよう。
それは新たな冒険の始まりかもしれない。