STYLEBOOK第163回目のテーマは『風景の記憶part2』

普段、なにげなく通り過ぎる場所に
ふと立ち止まり、時計の針を巻き戻してみる。
昔の写真に残る建造物、ファッション、風俗。
古きよき時代に、僕らはノスタルジーを感じずにはいられない。

現在の姿は、何も突然、出来上がったものではない。
すべては過去からつながっている。
古い写真が、僕らに大事なメッセージを届けてくれる。
未来の姿も、過去と現在の流れの中にあると。

100年前、この場所が、こうなると誰が予想しただろう？
100年後、200年後のために、今 写真を撮る。
時代の先を読む目も、そうしたアクションの中で養われる。
何気ない風景写真にも、自分の人生にも、あらたな価値が見出せるだろう。