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2008年10月11日、12日放送 「スーツ」


番組の124回目のテーマは「スーツ」
スーツ姿を格好よく見せたい。
そう思って、これまで何着ものスーツを買った。
だが、本当のスーツは買うものではない。作るものだ。
あくまでも主役は自分自身。自分にあったスーツこそが、より男を引き立てる。
そう、スーツはビジネスという戦場に向かう男の鎧。

銀座で最も長い歴史を持つテーラー「高橋洋服店」。
1903年の創業以来100余年、今も完全手作業でスーツを作り続ける名店だ。
3代目店主、高橋純は、オーダーメイドスーツに情熱とプライドを賭けて仕事をしてきた。

明治36年の創業以来、祖父、父、そして高橋本人へと代々受け継がれ、守ってきたこの店の方針。
それは「職人自ら接客すること」。
だから高橋は、経営者として接客をしながら、今も職人であり続ける。

オーダーメイドは、別名「ビスポーク」とも呼ばれる。
Be Spoke。
お互いに話し合いながら、自分もスーツ作りに参加できる。
それがオーダーの醍醐味。
男のオシャレは、ここに極まる。