番組の114回目のテーマは「パワー・オブ・クラシック文学編」。
クラシックという言葉には二つの意味があるひとつは「古典的」、そしてもう一つの意味は「最高級」この二つが並び立ち、時代を超えてもエネルギーを失わないものをこう呼びたい。
「パワー・オブ・クラシック」
古典文学。
そうカテゴライズされると、実に重たくかび臭い感じがする文学作品たち。しかし、その中で語られているものは決してその魅力を失ってしまったわけではない。
文学の中の パワー・オブ・クラシック。
普遍的なテーマがそこでは語られている。一度読み直してみると、その瑞々しさに驚かされる
文学はエンターテインメントである。
読み手は活字の中に胸躍る冒険を、熱く燃える恋愛を求める。しかし、それが古典と呼ばれる分野に押し込められるといきなり色を失い、古びた教科書のように見えてくる。だが、優れた古典はパワー・オブ・クラシックと呼ぶにふさわしい作品は時代が移り変わっても、エンターテインメントとしての魅力を失うことはない。
|