スタイルブック Blog

2009年8月アーカイブ

ご飯の話3

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今までこのブログで8月29日放送予定の「お米特集」に登場するお店の事を2回書きましたが、今回はその最後の3回目。本日紹介するお米の美味しいお店は、千代田区外神田 JR御徒町駅、銀座線末広町駅からほど近い場所にある鳥料理の名店「鳥つね自然洞」。

そんな鳥つね自然洞さんの美味しいお米が食べられるメニューといえば「親子丼」。もちろん鳥料理専門店の親子丼なので、鶏肉にこだわっている当り前。それより特筆すべきなのが、この親子丼に使われている福島県熱塩加納村で自然農法にこだわる農家さんから直接仕入れているコシヒカリ。この米の美味しさが、この店の味のベース、すなわち鶏肉を含めたその他の食材の味の基準となっているのです。

今から20数年程前、当時付き合いのあった福島の酒蔵さんから、この熱塩加納村の農家さんのコシヒカリを紹介されたご主人さんは、そのあまりの美味しさに直ぐにお店で使うことを決意。また、それと同時に、お米の味に合わせて鶏肉や野菜、お米を炊く際に使う水なども全て再考することに。全国を飛び廻り、生産者と直接顔を会わせて、このコシヒカリに合う食材を選んでいったそうです。

そんなこだわりのお米、そしてお米の味を基準に厳選された食材を使った親子丼だけに、その味わいは僕が今までの人生で食べた親子丼の中で間違いなくナンバー1(僕の味覚を基準に話すのもなんですが・・・)。普通、親子丼が美味しいといっても、ご飯、卵、お肉、汁のどれか一つの味が妙に際立っているものが多いと思うんですが、この鳥つね自然洞の親子丼は先に書いた理由から、丼の中で全ての食材の味が見事にマッチング。本当に完成された丼って、こんなに美味しいもんなんだと感動すらおぼえました。

8月29日放送の「お米特集」をぜひチェックして下さい。

「鳥つね自然洞」
東京都千代田区外神田5-5-2  TEL:03-5818-3566

STYLEBOOK
「やっぱりご飯が一番」
8月29日(土)よる11時30分

ご飯の話2

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今回のブログは前回に引き続き、8月29日放送の「お米特集」に登場するお店を少しだけ。

今回ご紹介するのは、東京の麻布十番で築地から仕入れた旬の魚を使って干物を作り続ける干物職人・藤井哲夫さんのお店「あん梅ぎん香」。

その最大の特徴、美味しいご飯の秘密は、薪を使って釜戸でご飯を炊くこと。

近年、和食の解釈が多様化し、シンプルな和食を提供するお店が少なくなった事に危惧を感じた藤井さんは「あん梅ぎん香」のオープンにあたり、ご飯、干物、味噌汁といった昔ながらの素朴な味わいの日本食、特に美味しいご飯の食べられるお店にしたいと考えたそうです。そして、普通は味と効率のバランスを考えてガス釜や土鍋で炊くところを、ご飯本来の美味しさをもっとも引き出せるという理由から、薪を使って釜戸で炊くことを決意。

薪を使った釜戸炊きという炊き方、それから干物との相性を考えて選択されたお米の銘柄は、富山の「てんたかく」。この「てんたかく」は「ひとめぼれ」の改良種の一つなのですが、「ひとめぼれ」よりも弾力が強く、美味しさを引き出すにはかなりの火力が必要とされるそうです。ガスや土鍋炊きよりも火力が強い釜戸炊きなら、「ひとめぼれ」よりもやや淡白なほのかな甘みを殺さずに、「てんたかく」の魅力である弾力を最大限に引き出すことが可能なのだそうです。

そんな説明を受けながら試食したご飯は、普段そこまで食にこだわらない僕でも一口でわかるほどの美味しさ。実は「あん梅ぎん香」にうかがう約3時間ほど前に食事をすませていたのですが、干物の美味しさも手伝って完食してしまいました。

ご飯が大好きな方、美味しい干物が食べたいという方に、是非おすすめのお店です。


「あん梅ぎん香」
東京都港区麻布十番2-19-2
TEL:03-5439-6938

STYLEBOOK
「おいしいご飯が食べたい」
8月29日(土)よる11時30分

サウンドスケープ 川越

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みなさんは「日本の音100選」をご存知でしょうか。 環境省が日本全国から様々な自然音や人口音などを選定したものですが、その中に埼玉県の川越にある「時の鐘」が入っています。

私は川越の高校に通っていたので、その存在は知っていましたが、どんな音だったか思い出せません。そこで取材も兼ねて鐘の音を録りに行く事にしました。

7月某日、気温は30度を超え、うだるような暑さです。 鐘は午前6時・正午・午後3時・午後6時と日に4
回鳴ります。 昼少し前、時の鐘の前につくと、 現在朝ドラの舞台になっているためか、たくさんの観光客がいました。

正午。ゆっくりと撞木が動き出して、6回鐘を鳴らしました。時間にしておよそ3分ほどでしょうか。不思議な事に、車道の近くで、車がビュンビュン通るのに音だけはしっかり聞こえるんですね。

3年間川越に通ったのになぜ私はこの音を思い出せないのか、それはあまりに鐘の音が川越の日常音だったからだと思います。その時、「これがサウンドスケープなんだな」と感じました。あらためて聞く鐘の音は、川越の街に響き渡り、とても趣き深かったです。

帰りにふと郷愁に誘われ、菓子屋横丁に向かいました。かき氷を食べると、キーンという痛みが頭に響いてきました。 そのまま足は懐かしい路地へ。
「ゴーン」
午後3時の鐘が鳴っています。 いつの間にか3時間も町を歩いていたようです。

ぜひ鐘の音を聞きに川越に行ってみて下さい。

ご飯の話

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『スタイルブック』では8月29日に「お米」の特集を予定しています。そんな訳で先日、取材と打ち合わせを兼ねて都内の“お米にこだわるお店”を三軒程うかがってきました。今回から3回に分けてお米特集に登場予定のお店情報を少しだけご紹介しましょう。

第一回目の今回は白金のプラチナ通り沿いにある「心米」。毎年約100種類のお米を試食して、その中から厳選された10種類ぐらいのお米を楽しむことが出来るというお米好きにはたまらないお店です。現在取り扱っているお米は、「ミルキークイーン」「天使の詩」「ひとめぼれ」「はちみつ米」「夢ごこち」「さわのはな」「森のくまさん」「コシヒカリ(魚沼)」「コシヒカリ(福島)」「ハツシモ」「ササニシキ」「あきたこまち」の12種類。これに雑穀の2種類を加えるとその数14種類にもなります。

もちろん水や炊き方にもこだわっていて、お米を研ぐ際の最初の水、それから炊く時には山形県の天然名水を使用。また、ご飯を炊く土鍋はお米が対流しやうい様に、通常よりも丸みを付けた「万古焼き」の特注土鍋を使って炊き上げる。

取材でおじゃました時はその中からお米の甘さや硬さの違いを考えて、「ミルキークイーン」「さわのはな」「ササニシキ」の3種類のお米を試食させていただきました。甘くて柔らかい「ミルキークイーン」、ちょっと固めでさっぱりとした味わいの「ササニシキ」、その中間でどんな料理とも相性の良い「さわのはな」と、同じお米でも銘柄や産地、生産者によってその味の違いは歴然です。

お米の深さを実際に自分の舌で痛感する事が出来るという、非常に稀有な体験が出来るお店「心米」。興味のある方は、ぜひ一度足を運んでみて下さい。

「心米」
東京都港区白金6-18-7 
TEL:03-5793-4556

仁右衛門島

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8月8日のスタイルブックは、深夜1時からの放送になります。テーマは「川で遊ぶ」。
知る人ぞ知る、そして知る人が増えている、ウォータースポーツ「キャニオニング」と川で遊ぶためのギア「キャンピングカー」を特集します。

ところで、本ブログでは番組とは別に、僕がお勧めする夏を満喫出来るスポットを紹介しましょう。

そのスポットとは千葉県にある「仁右衛門島」。鴨川から車で10分ちょっと南下した所にある小さな漁港から、渡し舟に乗って行く小島です。

島の手前が家族向きの波が穏やかなエリア、島奥側がシュノーケルとか持って行くと「獲ったど~!」が出来る岩場エリアとなっています。

何でこの「仁右衛門島」が特にお勧めかというと、鴨川より更に南という事もあり海がきれいなのはもちろんのこと、一般的な海水浴場と違ってバーベキューOK。夏の2大アウトドアアミューズメントと言える「海」と「BBQ」が一度に楽しめるのです。しかも、一緒に行くメンバーの中に素潜りで魚を捕まえられる人がいれば、BBQに海の幸も加えられるというオマケ付き。皆で楽しくBBQしながら暑くなったら海で遊ぶ。それでまたお腹が減ったらBBQ再開という夏の楽しい一時を贅沢に使うことが出来るスポットなのです。

そんな事もあり、行くなら絶対に大人数の方がお勧め。スタイルブック世代なら、仲の良い家族数組とかで行くと、大人も子供も絶対に忘れられない楽しい夏の思い出を得られると思います。

東京からであれば、高速と一般道を使っておよそ2時間半~3時間。ぜひ「仁右衛門島」体験をしてみて下さい。

それから最後に、当り前だけどゴミ出しのルールはきちんと守りましょう。あと、とって良い魚も決められているので、それは島にある看板を見て確認して下さいね。