スポーツクロス

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2014年7月20日(日)
県立岐阜商業高校 応援部
応援に青春の全てを捧げた乙女たち
~甲子園への道 700日の成長の記録 ~前編~

全国屈指のスポーツ強豪校、県立岐阜商業高校。
マラソンの高橋尚子や、幾多のプロ野球選手を輩出してきた名門校。
そんな選手を影から支えている部活動が、応援部だ。
応援部といえば、バンカラな男子生徒を想像するが、なんと全員が女子生徒!
ここは全国でも珍しい女子だけの応援部なのだ。

現在、部員は37名。全員が高校で初めて応援の世界に足を踏み入れた生徒たち。
創部は1951年。かつては、男子生徒ばかりだった。
甲子園常連校の野球部と共に全盛を誇っていたが、いつしか応援部の人気は低迷。
そんな中、存続の危機を救ったのが、女子生徒だった。

女子だからと侮るなかれ。男子顔負けの勇姿。厳しい上下関係に、過酷な練習・・・
「応援の力で野球部を甲子園に連れていく!」
負けたら終わりの熱き勝負が、彼女たちを見違えるほど大きくする。
スポーツクロスでは、2年前から岐阜商応援部を見つめてきた。

今年、部長という重責を担う橋本さん。1年生の時には、憧れの先輩の背中ばかり見ていた。
後輩に厳しく指導する波多野さんも、かつては、思うように太鼓が叩けず、先輩に怒られてばかりだった。
キレのある応援姿で周囲を魅了する東さんも、2年前はあどけなさの残る少女だった。

3年生となった今年、彼女たちは甲子園出場をかけ、最後の戦いに挑む。
応援に青春の全てを捧げた乙女たちの汗と涙、700日の成長の記録の今回は前編。
そして、今年の夏の彼女たちの応援に完全密着した「県立岐阜商業高校 応援部 完結編」は8/18(月)よる7:00~「スポーツクロス 特別番組」で放送いたします。お楽しみに!