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2014年7月6日(日)
日本人女性初!2度のオリンピックでジャッジを務めた
バスケットボール国際審判員 須黒祥子 ~後編~

バスケットボールの国際審判員、須黒祥子。
日本人女性として唯一、2度のオリンピックで笛を吹いた日本国内トップレフリーだ。
ミスのないジャッジは当たり前。須黒の笛には、試合を演出する力がある。
須黒は言う。「ファウルを吹くことは誰でもできる。何を吹くか選ぶことが大切」と。
そんな彼女には、もう一つの顔がある。都立駒場高校女子バスケットボール部の顧問。
都立駒場高校女子バスケ部は、東京都で毎年ベスト8を狙えるほどの強豪校だ。

須黒はもともと、「生徒のために」と審判を始めた。
生徒にバスケットボールを指導していく中で、審判ができるのとできないのとでは違うと。
そこには、須黒の揺るぎない一つの想いがあった。
「バスケットを通して人を育てたい・・・」。
世界を知るトップレフリー須黒がバスケ部で目指すのは、「自分たちで考え、学んでいくバスケ」。

国際審判員・須黒祥子率いる都立駒場高校女子バスケ部の目標は、関東大会出場の切符。
部員たちは、壁を乗り越え、関東大会出場を果たすことはできたのか?
生徒たちの成長を願う熱血先生と、泣き虫部員たちの戦いを追った。